ビールの長距離砲で延長に持ち込み、モリスが決勝弾を沈めたウィザーズ
10月23日(現地時間22日)、開幕2連敗と勝ち星のないワシントン・ウィザーズが、アウェーのモーダ・センターに乗り込み、ポートランド・トレイルブレイザーズと激突した。
互いに得点を奪い合う展開となったゲームは、第4クォーター終盤に白熱の展開へ。
残り1分39秒にマーキーフ・モリスが3ポイントを決めてウィザーズが105-103とリードを奪うと、デイミアン・リラードがジャンパーを決めてすぐさま同点とする。
ウィザーズはモリスが再び長距離砲をねじ込むも、残り52.2秒にリラードの3ポインターが決まってまたもや試合は振り出しに。
その後、互いにショットをミスする中、残り13.0秒にニック・スタウスカスが貴重な3ポイントを沈めて勝負ありかと思われたが、残り7.4秒にウィザーズのブラッドリー・ビールが3ポインターを決めて111-111のタイスコアに持ち込んで延長へ。
延長でもシーソーゲームになる中、決着をつけたのはウィザーズのモリス。1点リードで迎えた残り38.5秒に決勝弾となる3ポインターをヒット。その後ジョン・ウォールがダメ押しのジャンパーを放り込み、最終スコア125-124でウィザーズが今季初勝利を挙げた。
ウィザーズではモリスが6本の3ポイント成功を含む28得点に9リバウンド、5本の長距離砲を決めたビールが25得点8リバウンド7アシスト、ケリー・ウーブレイJr.が22得点6リバウンド、ウォールが16得点9アシスト、オットー・ポーターJr.が16得点10リバウンドを奪取。
一方、今季初黒星となったブレイザーズは、リラードがゲームハイの29得点に8リバウンド8アシスト、ユスフ・ヌルキッチが22得点18リバウンド、アル・ファルーク・アミヌが16得点15リバウンド、スタウスカスが15得点8リバウンド、CJ・マッカラムが13得点4アシストを残している。