2018.10.16

ブレイザーズのオーナー、ポール・アレン氏が逝去

約30年もの間、ブレイザーズのオーナーを務め上げたアレン氏[写真]=Getty Images
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マイクロソフトの共同創立者は、複数のプロスポーツチームのオーナーを兼任

 10月16日(現地時間15日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのオーナー、ポール・アレン氏が非ホジキンリンパ腫のため亡くなった(享年65)。

 アレン氏は幼少期の友人ビル・ゲイツらと共にマイクロソフトを創立。1988年からブレイザーズのオーナーを務める傍ら、97年からはシアトル・シーホークス(NFL)、シアトル・サウンダースFC(MLS=サッカー)の共同オーナーも兼任。

 88年、35歳の時にブレイザーズのオーナーとなったアレン氏は当時、現地メディア『AP』へ「ゲームを心底愛するファンである私にとって、これは夢が実現した瞬間だ」とコメント。以来、約30年にわたってブレイザーズのオーナーを務め上げた。

 ブレイザーズはアレン氏がオーナーを務めた期間に2度のファイナル進出(90、92年)、そして23度もプレーオフに出場してきた。アレン氏の逝去を受けて、ブレイザーズは「We miss you. We thank you. We love you.(あなたがお亡くなりになられて寂しい。私たちはあなたに感謝している。そしてあなたを愛している)」とSNSに投稿。

 NBAコミッショナーのアダム・シルバーも、「ポール・アレンという男は、ビジネスとスポーツ面において最高の先駆者でした。彼がいない中で新たなシーズンをスタートさせるのは本当に寂しいものです。彼の家族や友人、そしてブレイザーズの組織全体へ、お悔やみ申し上げます」と声明文を発表した。