攻防両面で圧倒したサンダーが前半終了時にウィザーズから29点リードを奪う
11月3日(現地時間2日)、ワシントン・ウィザーズがホームのキャピタル・ワン・アリーナでオクラホマシティ・サンダーとの試合に臨んだ。
4連敗中のウィザーズにとって朗報となったのは、梨状筋症候群のため開幕から欠場を続けていたセンター、ドワイド・ハワードが今季初出場したことだろう。先発センターとして約23分プレーしたハワードは、フィールドゴール8投中7本、フリースロー8投中6本を決めて20得点に3リバウンド2スティール。
初戦としてはまずまずのパフォーマンスを見せたハワードだったが、ウィザーズにとってこの日の明るいニュースはこのベテランの復帰のみと言っていいほどの惨敗となってしまう。
第2クォーターでサンダーが44-20とウィザーズを突き放し、一気に試合を決めたと言っていい結果となった。後半にウィザーズは61-55と得点で上回ったものの、前半終了時の大量ビハインドを覆すには至らず、最終スコア134-111でサンダーが完勝。4連勝を記録し、今季成績を4勝4敗の勝率5割とした。
サンダーではラッセル・ウェストブルックが23得点12アシスト4スティール、ジェレミー・グラントが22得点4アシスト3スティール、ポール・ジョージが4本の3ポイント成功を含む17得点7アシスト2スティール、デニス・シュルーダーが16得点6リバウンド5アシスト2スティール、スティーブン・アダムズが15得点を記録。
ウェストブルックはこの日のディフェンスについて、「俺たちは自分たちのディフェンスにプライドを持ってる。特に俺の中では、リーグでもベストなディフェンシブチームになることができると思ってるんだ」と『AP』へ語っている。
Russell Westbrook's 23 PTS & 12 AST lead the @okcthunder to their 4th straight victory! #ThunderUp pic.twitter.com/dnrXuk3um6
— NBA (@NBA) November 3, 2018
また、この試合のサンダーはハーフの得点でフランチャイズ新記録となる79得点を記録したほか、試合全体でフィールドゴール成功率57.0パーセント、3ポイント成功率46.9パーセントとショットが絶好調だった。
「彼らはレイアップを連発し、ワイドオープンで3ポイントを決めていった。やりたいことをやらせてしまった」と悔しさをにじませたジョン・ウォール。ウィザーズはホームで悔しい負けを喫してしまい、これで5連敗。
ウィザーズでは、ハワードのほかにブラッドリー・ビールがゲームハイの27得点、ウォールが19得点9アシスト、ケリー・ウーブレイJr.が14得点と続いた。