ノックスはユーイング以来の活躍、ドンチッチはオールスター候補に浮上
1月4日(現地時間3日)、NBAは12月の月間最優秀ルーキーを選出した。
イースタン・カンファレンスではニューヨーク・ニックスのケビン・ノックスが初選出。2018年のドラフト1巡目9位指名のパワーフォワードは、期間中に平均34.9分17.1得点6.0リバウンドを記録。プレータイムはルーキー全体でトップを飾り、平均得点はイースト1位、リバウンドではイースト2位の成績を残した。また、3ポイント成功数33本でも、イーストのルーキーでは最多に。
ノックスは、12月10日(同9日)のシャーロット・ホーネッツ戦で26得点15リバウンドの大暴れ。12月中旬から下旬にかけて、3試合連続で20得点5リバウンド以上を奪取。ニックスのルーキーとして、これらの実績は1985-86シーズンのパトリック・ユーイング(元ニックスほか)以来の好記録となっている。
一方、ウエスタン・カンファレンスでは2回連続でダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選ばれた。期間中、ドンチッチは平均21.1得点6.4リバウンド6.1アシストという堂々たる成績を残してマブスをけん引。
ルーキーながら、ドンチッチはオールスター本戦のメンバーにも選出されそうな勢いでインパクトを残している。1月3日(同2日)終了時点でマブスは18勝19敗。ウエスト10位タイと奮闘しており、大ベテランのダーク・ノビツキーはドンチッチをこのように絶賛している。
「今季のウエストで、彼の活躍はこのチームが勝率5割近くを残している要因の大部分を占めている。とてもいいプレーに加えて、ショーも見せているんだ。そして勝負どころではクラッチプレーヤーとしても活躍している」。
ドンチッチのオールスター選出について聞かれた際、ノビツキーは「ウエストには優秀な選手が多いから、難しいかもしれない」と言っていたものの、4日(同3日)に発表されたファン投票の途中経過において、ドンチッチはウエストのフロントコート部門で2位という高順位のため、早速スターターで選出される可能性もあるだろう。