オールスターのスターター枠が決定! キャプテンにはレブロンとアデトクンボが選出!

レブロン(左)は2年連続、アデトクンボ(右)は初のキャプテン就任となった[写真]=Getty Images

 1月25日(現地時間24日)、NBAは2月18日(同17日)にスペクトラム・センター(ノースカロライナ州シャーロット)で行われる「NBAオールスターゲーム2019」のイースタン・カンファレンスとウエスタン・カンファレンスにおけるキャプテンならびにスターターを発表した。

 キャプテンには、イーストがミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエストではロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ(2年連続)が選出。

 イーストとウエストそれぞれのスターターは以下のとおり。
※チーム名は略称、所属は日本時間24日終了時点、CAP=キャプテン、G=ガード、FC=フロントコート

■NBAオールスターゲーム2019 スターター枠(イースト)
CAP:ヤニス・アデトクンボ(バックス/3回目)
G:カイリー・アービング(セルティックス/6回目)
G:ケンバ・ウォーカー(ホーネッツ/3回目)
FC:カワイ・レナード(ラプターズ/3回目)
FC:ジョエル・エンビード(シクサーズ/2回目)

■NBAオールスターゲーム2019 スターター枠(ウエスト)
CAP:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/15回目)
G:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/6回目)
G:ジェームズ・ハーデン(ロケッツ/7回目)
FC:ケビン・デュラント(ウォリアーズ/10回目)
FC:ポール・ジョージ(サンダー/6回目)

ファン投票以外の項目でウェイドを上回ったケンバが初のスターター枠!

 まずはイーストから見ていこう。第3回のファン投票途中経過でバックコートのトップだったカイリーと、フロントコートでトップ3の得票数を得ていたアデトクンボ、レナード、エンビードが選出。

 カイリーに次ぐ2位の得票数を集めていたドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)は、ファン投票の最終結果(220万8,598票)でも2位だったものの、ケンバがプレーヤー投票とバスケットボールメディアによる投票でそれぞれ2位に入ったことで、スターター枠に入った。3年連続の選出となったケンバは、ホーネッツのフランチャイズ史上2人目の快挙を達成。1996年から98年にかけて選出されたグレン・ライス(元ホーネッツほか)以来となった。

今季自己最高の平均25.0得点を記録するケンバが初のスターター選出[写真]=Getty Images

 また、アデトクンボは2年連続でファン投票リーグ全体2位を記録。437万5,747票は、カイリー(388万1,766票)をも大きく引き離す得票数であり、NBAでも1、2を争う人気選手としての地位を確立したと言っていいだろう。

ドンチッチとローズが健闘も、デュラントとハーデンが貫録のスターター入り

 一方のウエストでは、レブロンがファン投票でリーグトップとなる462万809票を獲得。さらにプレーヤー投票とバスケットボールメディアによる投票でもトップに入り、文句なしの選出となっている。

 ルーキーのルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)は、ファン投票ではレブロンに次ぐ424万2,980票を集めたものの、そのほかの2項目でデュラントとジョージに差をつけられてしまい、スターター枠から落選。バックコートでカリーに次ぐ2位のファン投票数(337万6,277票)を獲得したデリック・ローズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)についても、驚異的なパフォーマンスを続けるハーデンの前に、ファン投票以外の2項目で劣ったためスターター枠を死守することはできず。

 なお、今後のスケジュールとしては、2月1日(同1月31日)にヘッドコーチ投票によるリザーブ枠として、各カンファレンスからそれぞれ7名が発表される予定となっている。そして2月8日(同7日)には、レブロンとアデトクンボが自身のチームを構成すべく、交互にオールスター選手をドラフトしていくスペシャル番組『NBA All-Star Draft Show』がTNTで放送されることとなる。

ハーデン(左)とデュラント(右)というリーグ屈指の実力者たちがスターター枠に入った[写真]=Getty Images

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