注目の若手選手たちによる競演! ライジングスターズのロースターが発表!

昨季の新人王争いを盛り上げたシモンズ(右)とミッチェル(左)[写真]=Getty Images

 1月30日(現地時間29日)、NBAは2月16日(同15日)にスペクトラム・センター(ノースカロライナ州シャーロット)で行われる「NBAオールスター2019」のイベントの1つ、『MTN DEW ICE ライジングスターズ(以降ライジングスターズ)』のロースターならびにコーチを発表した。

 ライジングスターズではNBAキャリア1、2年目の選手が「チームUSA」と「チームWORLD」に分かれて前後半20分、計40分のエキジビションゲームを行う。前者はアメリカ出身選手、後者はアメリカ以外の外国籍出身選手で構成される。

 それでは、今年のロースターをチーム別で紹介していこう。
※チーム名は略称、R=1年目、S=2年目、チームWORLDは出身国を記載

■ライジングスターズ ロースター(チームUSA)
ジャレット・アレン(ネッツ/S)
マービン・バグリー三世(キングス/R)
ロンゾ・ボール(レイカーズ/S)
ジョン・コリンズ(ホークス/S)
ディアロン・フォックス(キングス/S)
ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/R)
カイル・クーズマ(レイカーズ/S)
ドノバン・ミッチェル(ジャズ/S)
ジェイソン・テイタム(セルティックス/S)
トレイ・ヤング(ホークス/R)
コーチ:カイリー・アービング(セルティックス)

ミッチェルとテイタムに加え、ガード陣によるパスさばきも要注目!

 チームUSAの注目は昨季新人王を争ったミッチェルとテイタム。ルーキーシーズンから先発に定着した実力者たちによる競演は興味深い。また、ボールとフォックスという独創的なプレースタイルを持つ2人の司令塔にも注目だ。ボールのアシストからアレンやコリンズ、ジャクソンJr.、クーズマといったフィニッシャーが豪快にダンクをたたき込むだろう。

 また、スピードに確固たる自信を持つフォックスはチームメートのバグリー三世をはじめ、このチームの選手たちと共に超速ファストブレイクをけん引し、会場を沸かせてくれるはず。フォックスは自らフィニッシュまで持ち込むことができるため、躍動感あふれるプレーに期待したい。さらに、ヤングが自慢のシュート力を遺憾なく発揮するシーンも見てみたいところだ。

フォックス(右)とボール(左)という司令塔のプレーが会場を沸かすに違いない[写真]=Getty Images

■ライジングスターズ ロースター(チームWORLD)
OG・アヌノビー(ラプターズ/S/英国)
ディアンドレ・エイトン(サンズ/R/バハマ)
ボグダン・ボグダノビッチ(キングス/S/セルビア)
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/R/スロベニア)
シャイ・ギルジャス・アレクサンダー(クリッパーズ/R/カナダ)
ロディオンス・クルッツ(ネッツ/R/ラトビア)
ラウリ・マルッカネン(ブルズ/S/フィンランド)
ジョシュ・オコギー(ウルブズ/R/ナイジェリア)
ジェディ・オスマン(キャバリアーズ/S/トルコ)
ベン・シモンズ(シクサーズ/S/オーストラリア)
コーチ:ダーク・ノビツキー(マーベリックス/ドイツ)

シモンズとドンチッチが繰り出すクリエーティブなプレーは必見!

 このチームの見どころは、やはり華やかさ抜群のシモンズとドンチッチだろう。シモンズのクリエーティブなパスからドンチッチが華麗なフィニッシュを見せてくれるに違いない。また、ドンチッチのパスからシモンズが強烈なダンクを浴びせるシーンもあるはず。なお、昨年のMVPボグダノビッチやマルッカネンという爆発力があるスコアラーがいる点も興味深い。

 そのほかではアヌノビーやエイトンのフィニッシュにも注目。さらにギルジャス・アレクサンダーやクルッツ、オコギー、オスマンが、シモンズやドンチッチとのコンビプレーでハイライトシーンを彩ることだろう。

持ち前のシュート力を活かし、昨年7本の3ポイント成功を含む26得点を挙げてMVPに輝いたボグダノビッチ[写真]=Getty Images

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