プレーオフプッシュの主役を演じるケンバと快記録を達成したラス
4月9日(現地時間8日)、NBAは開幕第25週となる4月2日(同1日)から8日(同7日)における週間最優秀選手を発表した。
イースタン・カンファレンスでは、シャーロット・ホーネッツのケンバ・ウォーカーが今季2度目(通算7度目)の選出。期間中、ウォーカーはリーグトップとなる平均34.8得点に加えて5.5リバウンド6.3アシストの大暴れ。フィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイント成功率40.6パーセント、フリースロー成功率89.5パーセントとショット全般においても絶好調。
プレーオフ最後のイスを懸けて戦うホーネッツは、期間中に3勝1敗と好成績を残した。特に6日(同5日)のトロント・ラプターズ戦ではジェレミー・ラムの決勝弾をアシストするなど29得点6リバウンド8アシスト、8日(同7日)のデトロイト・ピストンズ戦ではゲームハイの31得点に8リバウンド7アシストをマークし、貴重な白星を手にした。
8日(同7日)終了時点で、ホーネッツは38勝42敗でイースト9位。10位のマイアミ・ヒートとは同率で、8位のピストンズ(39勝41敗)を含む3チームでプレーオフ最後のスポットを争っている。
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— NBA (@NBA) April 9, 2019
一方のウエスタン・カンファレンスからは、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックが選ばれた。今季2度目、通算19度目となったウェストブルックは、期間中の3試合で平均22.0得点12.7リバウンド17.0アシストのトリプルダブルをマークし、サンダーを3戦無敗へと導く殊勲者に。
3日(同2日)のロサンゼルス・レイカーズ戦では驚がくの20得点20リバウンド21アシストの“ダブルトリプルダブル”。6日(同5日)に行われたピストンズ戦の途中に3シーズン連続となる平均トリプルダブルに到達した。
通算トリプルダブルを136回としたウェストブルックは、歴代2位のアービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ/138回)まで肉薄している。