2019.06.08

ウォリアーズのクレイ・トンプソンとビッグマンのケボン・ルーニーが第4戦に出場へ

シリーズ平均23.0得点に加え、ディフェンス面でも頼れるトンプソン[写真]=Getty Images
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シリーズ絶望と報じられたルーニーは、セカンドオピニオンの結果、出場可能に

 トロント・ラプターズとの「NBAファイナル2019」第2戦で、左ハムストリング軽度の肉離れを起こしたクレイ・トンプソン、右側の肋軟骨を骨折したビッグマンのケボン・ルーニー(共にゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、第3戦の欠場をはさんで6月8日(現地時間7日)の第4戦に出場することが明らかとなった。

 トンプソンは第3戦についても試合前の状態で出場を決める判断だった中でチーム側は欠場を選択。ルーニーについては当初、シリーズ絶望と複数の現地メディアが報じていたものの、第4戦で出場可能に。

 ルーニーについては、メディカルチーム内で相談を重ねた結果、プレーできるという決断に至ったという。「セカンドオピニオンを聞き、数多くのリサーチをした結果、プレーすることで長期的なリスクがないとわかった。彼はすごくプレーしたがっている。だから我々は彼にショットを放つ機会を与えるつもりだ。彼がどこまでプレーできるか、見てみようじゃないか」とスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)。

ディフェンス面で期待がかかる⑤ルーニー[写真]=Getty Images

 シリーズ第2戦でダブルダブルを記録したデマーカス・カズンズが第3戦では4得点3リバウンドに終わっていたこともあり、ルーニーには主にディフェンスやリバウンド面で、感情的な部分とフィジカルの部分をコートに持ち込むことが期待されている。

 トンプソンはシリーズ平均35.7分23.0得点5.0リバウンド3.0アシスト、ルーニーは平均19.4分4.5得点2.0リバウンドをマーク。1勝2敗と負け越しているウォリアーズにとって、マストウィンとなる第4戦で両選手が復帰できることは大きい。

 なお、右ふくらはぎの肉離れのため、約1か月間欠場を続けているケビン・デュラントは、第4戦も欠場。「我々は彼が第5戦、あるいは第6戦でプレーできることを願っている」とカーHCが語っている。

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