「NBAしだい」と謙そんするも、ゴードンはラヴィーンとの再戦に意欲を見せる
7月31日(現地時間30日)、オーランド・マジックのアーロン・ゴードンが現地メディア『TMZ Sports』からの取材に応じた。
同メディアが聞いたのは、ゴードンの真骨頂であるスラムダンクコンテストだった。2016、17年と2年連続でオールスターのスラムダンクコンテストに出場してきたゴードンは、初出場となった16年にミネソタ・ティンバーウルブズのザック・ラヴィーン(現シカゴ・ブルズ)と大激戦を演じた。
2014年のドラフト同期が球宴で50点満点のダンクを連発し、会場だけでなくSNSを通じて世界中で大盛り上がり。過去最高のスラムダンクコンテストの1つとして、強烈なインパクトを与えたのである。
勝負はラヴィーンに軍配が上がり、15年と16年に大会2連覇を達成。ゴードンはリベンジを喫して翌17年にも出場し、ドローンを使ったユニークなダンクを見せたものの、ミスを犯したこともあり優勝ならず。
続く18、19年はゴードンとラヴィーンがこのコンテストに出場しなかったのだが、来年のオールスターでは過去最大級のスラムダンクコンテストが実現するかもしれない。
というのも、来年のオールスター開催地はイリノイ州シカゴのため、本拠地のチームを代表してラヴィーンが久々にダンクコンテストへ返り咲くことが期待されている。
ゴードンも「僕は(ラヴィーンとのリマッチが)実現すると思ってるよ。もちろんそれはNBA次第だけど、僕らはコンテストで競い合うつもりでいるよ」とコメントしており、来年のダンクコンテスト出場に前向きな姿勢を見せていた。
同メディアがゴードンへ、ダンクコンテストで対決したい選手について聞いたところ、ラヴィーンとザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)という返答があったという。
ザイオンは201センチながら129キロというパワフルな肉体を持ちながらも、超人的な身体能力を兼備した注目ルーキー。高校時代からド迫力のダンクは世界中に知れ渡っており、昨季はデューク大学で会場の視線をくぎ付けにするような迫力満点のダンクを何度もたたき込んできた。
ゴードンとラヴィーンの再戦という注目の舞台にザイオンも加わることとなれば、過去最大級のダンクコンテストになると言っていいはずだ。