シックスマンのパーカーについて「多くの人たちを驚かせるだろうね」と言及
1980年代序盤にNBA入りし、アトランタ・ホークスなどでスコアリングマシンとして大活躍したドミニク・ウィルキンズ(元ホークスほか)は、2006年にバスケットボール殿堂入りを果たした元スーパースター。
ドミニクはキャリア15シーズンで通算1,074試合に出場し、平均35.5分24.8得点6.7リバウンド2.5アシスト1.3スティールをマーク。オールスターに9度、オールNBAチームには7度選ばれた実績を残してきたレジェンドである。
8月16日(現地時間15日)、『WRDW News 12』へ掲載された記事の中で、ドミニクが今夏ホークスへ加入したフォワード、ジャバリ・パーカーについて語っていたので紹介したい。
パーカーは24歳のパワーフォワードで、昨季までのキャリア5シーズンでミルウォーキー・バックス、シカゴ・ブルズ、ワシントン・ウィザーズでプレーし、キャリア平均29.7分15.1得点5.7リバウンド2.1アシストを残してきた。
これまでのNBAキャリアで膝の前十字じん帯を2度も断裂してきたが、昨季は長期欠場することなく、ブルズとウィザーズで計64試合(うち先発は17試合)に出場して平均26.9分14.5得点6.6リバウンド2.4アシストを挙げている。
ホークスにはジョン・コリンズという主軸がいるため、今季パーカーはシックスマンとして出場することが濃厚なのだが、ドミニクは「彼はたくさんの人たちを驚かせるだろうね」とパーカーを猛プッシュ。
「彼がどれだけいい選手なのか、皆は分かっちゃいない。彼は十分にプレーできる選手なんだ。私が言いたいのは、シンプルに彼にはすばらしい才能があるということ。今季はホークスで(パーカーという)すばらしい若手プレーヤーを見ることができるだろうね」とドミニクが太鼓判を押していた。
ホークスはトレイ・ヤングとコリンズを中心とする布陣で、2017年以来初のプレーオフ進出を目指して今季を戦っていくこととなる。ベンチからパーカーが安定して得点力をもたらすことができれば、その可能性は高くなるのではないだろうか。