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7月9日(現地時間8日)、現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、ジャバリ・パーカーとアトランタ・ホークスが契約合意に至ったと報じた。
パーカーは昨夏、シカゴ・ブルズと2年4,000万ドル(約43億2,000万円)の高額契約を結ぶも、今年2月にボビー・ポーティス(現ニューヨーク・ニックス)と2023年のドラフト2巡目指名権と共にオットー・ポーターJr.とのトレードでワシントン・ウィザーズへ移籍。
ウィザーズで25試合すべてにベンチスタートしたパーカーは、平均27.3分15.0得点7.2リバウンド2.7アシストを挙げたものの、今季はチームオプションだったため、ウィザーズが破棄して制限なしフリーエージェント(FA)となっていた。
203センチ111キロという屈強な肉体を持つパーカーは、2014年のドラフト1巡目2位でミルウォーキー・バックスに指名されてNBA入りしたパワーフォワード。ルーキーシーズンは膝の前十字じん帯断裂(ACL)に苦しんだものの、キャリア3年目となった2016-17シーズンには自己最高となる平均20.1得点を挙げていた。しかし再びACLのため戦線離脱していた。
今回パーカーがホークスと結んだ契約は、2年1,300万ドル(約14億400万円)。昨季イースタン・カンファレンス12位の29勝53敗に終わったホークスは、ドラフトでディアンドレ・ハンター、キャメロン・レディッシュ、ブルーノ・フェルナンドを指名。さらにトレードでアレン・クラブ、エバン・ターナー、チャンドラー・パーソンズといった中堅選手を獲得して戦力アップを図っている。
ホークスにはトレイ・ヤング(ポイントガード)、ジョン・コリンズ(パワーフォワード)という平均20得点を狙える両輪がいるため、パーカーはセカンドユニットで出場し、得点力をもたらす役割を与えられるかもしれない。
また、ホークスはウイングの選手層こそ厚いものの、ビッグマンはアレックス・レン、デイミアン・ジョーンズくらいしかいないため、パーカーだけでなくパーソンズもパワーフォワードとして起用される可能性がある。
24歳のパーカーには、ベンチから暴れ回り、スターターを脅かすほどの成績を残すくらいの気迫を見せてほしいところだ。
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