先発と控えを行き来するデジャンテ・マレー「僕はバスケットをするためにここにいる」

スパーズのバックコートで主力を務めるマレー[写真]=Getty Images

「フロアでは(攻防の)両面で、できる限りプレーして競い合うだけさ」

 11月29日(現地時間28日)終了時点で、サンアントニオ・スパーズはウェスタン・カンファレンス13位の6勝13敗。1996年11月以来、23年ぶりに8連敗を喫するなど、チームは不振にあえいでいる。

 そんな中、右膝の前十字じん帯断裂で昨季を全休したデジャンテ・マレーは、先発ポイントガードとして開幕を迎えたものの、ここ数試合はベンチスタートが続いている。

 今季のマレーは16試合のうち13試合で先発を務めており、ここまで平均22.5分10.3得点6.5リバウンド4.1アシスト1.4スティールと、いずれも自己最高の成績を記録。

 もっとも、マレーは起用法について不満はないという。

「僕はバスケットボールをプレーするためにここにいる。最高のチームメートになろうとしているんだ。フロアでは(オフェンスとディフェンスの)両面で自分にできる限りプレーして、(勝利するために)競い合うだけさ」

 地元メディア『The San Antonio Express-News』へこう語ったマレー。11月24日(同23日)のニューヨーク・ニックス戦に勝利して連敗を8でストップしたスパーズだが、現在2連敗と不振は続く。

 それでも、マレーのように献身的な選手がそろうスパーズは、この状況から巻き返すべく、ハードなプレーを続けていくに違いない。

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