2019.10.22

ブラウンやヒールド、サボニス、マレーら4年目の選手たちが開幕前に延長契約へ合意

4年約124億円という超高額契約を手にしたブラウン[写真]=Getty Images
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 10月22日(現地時間21日)。レギュラーシーズン開幕を前日に控えたこの日、キャリア4年目を迎えた選手たちが次々と所属チームとの延長契約に合意した。

 今季開幕直前に高額契約を手にした選手たちは以下のとおり。
※チーム名は略称

■現地メディアが報じた延長契約に合意した選手たち
ジェイレン・ブラウン(セルティックス):4年1億1,500万ドル(約124億円)

バディ・ヒールド(キングス):4年8,600万ドル(約93億円)
ドマンタス・サボニス(ペイサーズ):4年7,490万ドル(約81億円)
デジャンテ・マレー(スパーズ):4年6,400万ドル(約69億円)
トーリアン・プリンス(ネッツ):2年2,900万ドル(約31億円)

ヒールドは約22億円のインセンティブつき、サボニスはペイサーズ残留へ

 キャリアの中で初めて代理人を雇ったブラウンは、開幕直前に延長契約を手にした選手の中では最も高額な金額を手にした。先発シューティングガードとして迎える今季は、平均20得点級のパフォーマンスを記録することが求められそう。

 昨季平均得点を20の大台に乗せたヒールドは、8,600万ドルと報じられているものの、インセンティブとして2,000万ドル(約22億円)を別途受け取る権利があるため、最大で1億600万ドル(約114億円)にまで跳ね上がることになるという。

トレードのウワサもあったサボニスだが、ペイサーズと延長契約を結んだ[写真]=Getty Images

 先日ペイサーズがトレードを模索していたと『The Athletic』が報じていたサボニスだが、代理人が契約合意へとプッシュし、見事高額契約を手にした。今季はマイルズ・ターナーと共にフロントコートの先発を務めるのだが、気分良く開幕を迎えて大暴れすることになるかもしれない。

 また、昨季ケガのため全休したマレー、今夏アトランタ・ホークスからトレードでネッツ入りしたプリンスも高額契約に合意。

 なお、キングスはボグダン・ボグダノビッチとも延長契約の交渉を進めていたが、今季終了後(2020年夏)に制限付きフリーエージェント(FA)になることを選択。先発ポイントガードのディアロン・フォックスも来秋に延長契約を締結する資格を得るため、キングスは将来チームのコアになる選手を見定めるべく、取捨選択を迫られることになりそうだ。

延長契約にサインしたヒールド(右)と来夏制限付きFAになることを選択したボグダノビッチ(左)[写真]=Getty Images

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