2020.01.07
全82試合というNBAの長いレギュラーシーズンにおいて、チームがその間にどれだけ成長を見せるか、プレーオフを狙えるかなど長期的な視点で楽しむこともできる。だが年に1回行われるオールスターウィークエンドといった大きなイベントや、クリスマスゲームといった特別な対戦カードは、普段のバスケットボールよりもさらに楽しみが増すことだろう。
ファンとしてはお目当ての選手が大舞台に出場するならば、必ずその活躍を目に焼き付けたいと思うはず。それはボストン・セルティックスに所属するジェイレン・ブラウンもかつては同様だったようだ。今年のクリスマスゲームが目前に迫る中、12月24日(現地時間23日)にブラウンは自身のツイッターで、ハッシュタグ“NBAのクリスマスの思い出”を添えて、過去を以下のように回想している。
「クリスマスのコービーとレブロンの戦いを観戦するのがいつも大好きだった。祖母の家での出来事を覚えているよ。試合が終わったあと、いとこと僕は道路に積もった雪をシャベルでかき出し、その試合でのベストムーブの数々を再現したんだ」
誰しもバスケットボールに夢中になれば、自分の憧れの選手のプレースタイルを真似たり、上達のために本格的に研究をしたりするだろう。ブラウンはオフェンスのみならずディフェンスでも高い貢献をするセルティックスの主力選手だが、リーグを代表する彼にもスーパースターに憧れる少年時代があったのは、親近感を抱くと同時に微笑ましいエピソードではないだろうか。そうして今季はトロント・ラプターズとセルティックスはクリスマスで激突するが、ブラウンもこの試合できっと誰かを魅了するパフォーマンスをしてくれるに違いない。
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