2019.12.31

スロベニア語で話しかけたコービー…ドンチッチは「とても驚いた」と反応

試合観戦に訪れたコービー(右)と次女のジアナ(左)[写真]=Getty Images
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ドンチッチを驚かせたコービー

 12月30日(現地時間29日)、ロサンゼルス・レイカーズはダラス・マーベリックスと今季3度目の対戦をし、108-95で勝利。右股関節の状態が懸念されるレブロン・ジェームズが13得点6リバウンド13アシスト、アンソニー・デイビスが23得点9リバウンドを記録するなど、主力選手が活躍した。

 この日ステープルズ・センターに、次女のジアナと試合観戦に訪れたレイカーズのレジェンドであるコービー・ブライアント。レブロンと抱擁を交わし、またこの日対戦相手だったマブスの若きスターであるルカ・ドンチッチとも試合中に握手を交わす場面が見られた。試合終了後も2人は笑顔でコミュニケーションを取り記念撮影を撮っていたが、ドンチッチはコービーとのやり取りで驚いたことがあったようだ。

「コービーはスロベニア語を話していた。だから『誰が僕の母国語を話しているんだ?』という感じだったんだ。そしてそれはコービーだった。とても驚いたよ」と試合終了後に『Sports Center』のインタビューに答えたドンチッチ。サイドラインのアウトオブバウンズの際、パスを出す直前のドンチッチに、後ろに座っていたコービーは話しかけており、握手を交わしていた。ここで1つサプライズをドンチッチへ送ったようだ。

 コービーとドンチッチはNBAの舞台で対戦することはなかった。しかし2018年の8月にドンチッチが自身の公式ツイッターに、ハッシュタグ、“#MambaMentality(マンバ・メンタリティ)”を添えてコービーとの2ショットを投稿しており、以前から関係があったことがうかがえる。またコービーは幼少期はイタリアで育ち、英語とイタリア語に加えて、かつてのチームメートであるパウ・ガソル(ポートランド・トレイルブレイザーズコーチングスタッフ)からはスペイン語を学び、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)にトラッシュトークを仕掛けるためにフランス語を学んだという過去がある。外国人選手の母国語で話しかけて相手を驚かせることは、コービーにとってはスタンダードなやり方なのかもしれない。

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