ニックスのバスケットボール運営部門代表のミルズとは大学時代からの旧友
12月19日(現地時間18日)、ニューヨーク・ニックスは、デイビッド・ブラットをバスケットボールオペレーションのコンサルタントとして雇ったことを発表した。
ブラットは、ニックスのバスケットボール運営部門代表を務めるスティーブ・ミルズとプリンストン大学で共にプレーしてからというもの、長い間友人だった間柄で、この度ニックスのフロントへ加わることとなった。
David Blatt announces his retirement from coaching as he joins the Knicks' front office https://t.co/R5pRFuGvLK
— Sports Illustrated (@SInow) December 18, 2019
イスラエルなどでポイントガードとしてプレーしたブラットは、その後コーチとしてイスラエルやロシアのチームのヘッドコーチ(HC)を務め、2012年のロンドンオリンピックではロシア代表を銅メダル、ユーロバスケットでは2007年に金メダル、2011年には銅メダルへと導く。
するとブラットは、2014-15シーズンから15-16シーズン途中までクリーブランド・キャバリアーズのHCを務め、通算123試合で83勝40敗(勝率67.5パーセント)を記録。
その後もトルコやギリシャのクラブで指揮官を務めてきたが、ニックスのコンサルタント就任と同時に、ブラットはコーチングキャリアから退くことを決断した。
19日(同18日)終了時点で、ニックスはイースタン・カンファレンス13位タイの7勝21敗。ブラットがコンサルタントとしてニックス再建に貢献することができるのか、注目していきたい。