26歳のビッグマン獲得にセルティックス、マブス、ラプターズも関心ありと報道
1月4日(現地時間3日)。デトロイト・ピストンズがセンターのアンドレ・ドラモンドのトレードの話を進めていると、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。
情報筋が同メディアへ伝えたところによると、ドラモンドのトレード先として挙がっているのは、アトランタ・ホークスを含めた複数のチームとなっており、2月7日(同6日)のトレードデッドラインを迎える前にトレードが成立する予想となっている。
『Yahoo! Sports』のビンス・グッドウィル記者はドラモンド獲得に興味を示しているチームとして、ボストン・セルティックス、ダラス・マーベリックス、トロント・ラプターズを挙げていた。
なお、ホークスはセンターのグレードアップを狙っており、オクラホマシティ・サンダーのスティーブン・アダムズも獲得候補に入れているという。
ピストンズは昨季、イースタン・カンファレンス8位の41勝41敗でプレーオフへ進出。ミルウォーキー・バックスとのファーストラウンドで4連敗を喫すると、今夏のフリーエージェント(FA)戦線でデリック・ローズやマーキーフ・モリスをロースターに加えて今季に臨んだが、3日(同2日)終了時点でイースト11位の12勝23敗と不振。
キャリア8年目を迎えたドラモンドは今季、ここまでいずれもチームトップとなる平均33.6分17.6得点15.8リバウンド2.0スティール1.8ブロックに2.7アシストとすばらしい個人成績を記録中。
208センチ126キロのビッグマンは、2年連続でリバウンド王を獲得しており、今季もここまでリーグトップを独走中。3年連続のリバウンド王も十分可能な位置にいる。
だが、ドラモンドは来季の契約がプレーヤーオプションとなっており、今季終了後に破棄して制限なしFAになる可能性が高いというのが大方の予想。そのため、ピストンズとしては無償で移籍される前に、少しでも見返りがほしいというのが本音なのだろう。
はたして、2度のオールスター選出を誇る26歳のハードワーカーのトレードは成立するのか。今後の展開に注目していきたい。