リチャードソンはキャリア5年目で初、デローザンはスパーズ加入後初
1月14日(現地時間13日)。NBAは開幕第12週のプレーヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表した。
7日から13日(同6日から12日)の期間で週間最優秀選手に選ばれたのは、ジョシュ・リチャードソン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)とデマー・デローザン(サンアントニオ・スパーズ)。
イースタン・カンファレンスでは、キャリア5年目のリチャードソンが初選出。196センチ90キロのシューティングガードは、期間中に平均22.7得点2.3リバウンド3.7アシストを記録し、シクサーズの2勝1敗に貢献。
大黒柱ジョエル・エンビードをケガで欠く中で臨んだ10日(同9日)のボストン・セルティックス戦でゲームハイの29得点に7アシストを挙げて勝利の立て役者となったリチャードソンに対し、ブレット・ブラウンHC(ヘッドコーチ)は「彼の姿勢とアタック・メンタリティーは強烈だった。(オフェンスとディフェンスの)両面でボールに対してきわめてアグレッシブだった」と絶賛していた。
一方のウェスタン・カンファレンスでは、デローザンが通算11度目、昨季スパーズに加入後では初選出。
期間中に3勝1敗を残したスパーズにおいて、デローザンは平均29.3得点6.5リバウンド6.0アシストをマークしたことに加え、フィールドゴール成功率62.9パーセント、フリースロー成功率90.2パーセントという、スイングマンとしては驚異的な数字をたたき出した。
デローザンは現在、ショットが絶好調で、11試合連続で20得点3アシストにフィールドゴール成功率52.0パーセント以上を記録中。これは過去35年において、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/12試合連続)、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ/11試合連続)に次ぐ好記録となっている。