「ジェフ・グリーンは我々がやろうとしていることに完璧にフィットする」とロケッツGM

昨年12月にジャズから解雇されたグリーンがロケッツ入りとなった[写真]=Getty Images

ハーデン、ウェストブルック、セフォローシャとプレーした経験を持つグリーン

 2月21日(現地時間20日、日付は以下同)から始まるレギュラーシーズン後半戦に向けて、ヒューストン・ロケッツは2人のベテランフォワードをロースターに加えた。

 1人は先日サンアントニオ・スパーズと契約のバイアウトが成立したデマーレイ・キャロル。キャリア10年を誇るキャロルは、“ジャンクヤードドッグ”の異名を持つハードワーカー。

 198センチ97キロと小柄ではあるものの、キャロルはフィジカルコンタクトに強く、3ポイントで得点を奪うことができる。201センチのロバート・コビントン、196センチのPJ・タッカーと共に、ロケッツではフォワードとセンターを交互にこなし、主に3ポイントとディフェンスを担う“3&D”としてプレーすることが期待されている。

 そしてもう1人は今季でキャリア12年目のジェフ・グリーン(10日間契約)。昨年12月25日にユタ・ジャズを解雇されたグリーンは、オクラホマシティ・サンダー在籍時にジェームズ・ハーデンラッセル・ウェストブルック、タボ・セフォローシャとプレーした経験を持ち、キャリア平均29.6分13.0得点4.4リバウンド1.6アシストを誇る33歳。

「ジェフはものすごく多彩な選手だ。ビッグマンとしてプレーでき、ペリメーターの選手もガードできる。それに身体能力が高く、3ポイントを決めることができる。我々は彼のオールラウンドなところが大好きだし、我々がやろうとしていることに完璧にフィットすると感じている」

 ロケッツのダリル・モーリーGM(ゼネラルマネジャー)が地元メディア『The Houston Chronicle』へこう語ったように、スモールボールでチャンピオンシップ獲得を狙うチームにとって、経験豊富かつオールラウンドなプレーが可能なグリーンは貴重な戦力となるだろう。

 203センチ106キロのベテランは、ウェストブルックらと共にファストブレイクで走ることもでき、ハーフコートオフェンスではスペースを広げてくれるはずだ。そしてディフェンスでは、スモールボールというチーム状況において献身的なプレーを見せてくれるに違いない。

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