2020.08.31
今季も強豪ヒューストン・ロケッツで、主力選手として活躍しているPJ・タッカー。34歳のベテランであり、196センチというサイズでありながら屈強な肉体を武器にインサイドで活躍。今シーズンは平均7.4得点7.0リバウンド1.2スティールを記録し、3ポイントシュートは36.4パーセントとアウトサイドでもチームを支えている。
『Houston Chronicle』によると、昨季までロケッツに所属していたクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)が、タッカーについてコメントしたそうだ。「おそらくもっとも多くのことを学ばせてもらった人物はPJだね。彼は兄弟のような存在で、自己犠牲をいとわない」と言及。「彼はNBAにおける無名のヒーローのような選手。彼はあらゆる異なるプレーでスタッツシートに残らない貢献をしてくれる」と、タッカーを高く評価している。
今季はトレードでビッグマンのクリント・カペラをアトランタ・ホークスへ放出し、現状スモールラインナップでスタートから試合に挑んでいるロケッツ。だがタッカーが事実上5番ポジションを務めて、チームが目指すスモールボールにおいて重要な役割を担っている。彼は来季終了後に現在の契約が切れるが、ポールは「彼には契約延長が必要だ」と、同メディアに述べている。タッカーの役割やチームの試合でのラインナップを踏まえると、将来的にも彼を残留させることは重要事項の1つかもしれない。
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