元ヒートのウェイド、レジェンドたちから学んだことを明かす「引退が人生の終わりではない」

現役時代のウェイド。ヒート時代に輝かしい実績を残した[写真]=Getty Images

NBAレジェンドから学んだことを明かすウェイド

 昨シーズンを最後に、マイアミ・ヒートのジャージとともに現役を引退したドウェイン・ウェイド。16年に渡る現役生活では、NBAシーズン得点王、北京オリンピック金メダル、13回のオールスター選出、3回のリーグ制覇、そしてファイナルMVPなど、多くの輝かしい実績を残してきた。紛れもなくNBAのスーパースターだったウェイドが、将来的に殿堂入りを果たす可能性は極めて高いことだろう。

 現役を退いてまだ1年が経過していないウェイド。今後彼がどのような第二の人生を歩んでいくのかが注目される。『Sports Illustrated』のロアン・ナドカルニ記者によれば、ウェイドは現役引退後に大きな成功を収めたNBAレジェンドについて言及したそうだ。「マイケル(ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)は僕らにスニーカーをとおして、レガシーを伝承していけることを証明してくれた。マジック(ジョンソン/元ロサンゼルス・レイカーズ)はさまざまな異なる方法で、ビジネスを立ち上げて成功させた。コービー(ブライアント/元レイカーズ)は物語を作り、アカデミー賞を受賞できる可能性を見出してくれた」と、偉大な3名の名を挙げた。

「僕はリーダーであるコービーやほかの偉人たちの存在を強く意識している」と語るウェイドからは、引退後に大きな成功を成し遂げたジョーダン、マジック、コービーらへの畏敬の念が感じられる。だがもともと現役時代からファッションやワインなどに強い関心を持ち、すでにいくつかのビジネスを手掛けてきたウェイドならば、今後ビジネスで素晴らしい成功を手にするかもしれない。「引退は人生の終わりではなく、1つのチャプターの終わりに過ぎない。彼らのような驚くべき功績を、次なる人生のチャプターで自分も残すことができる」と力強く締めくくる。果たして彼がどのようなセカンドライフを送るのか、今後も目が離せない。

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