カワイ・レナードがクリッパーズについて「できる限り最高のチームになれるように努力する」

今季は平均27.0得点7.5リバウンド5.1アシストを記録しているレナード[写真]=Getty Images

意気込みを語るレナード

 今季開幕前、カワイ・レナードポール・ジョージがロサンゼルス・クリッパーズへ移籍するという報道に、リーグとファンの間で大きな衝撃が走った。スター選手が不在だったクリッパーズにとっては極めて大きな補強となり、一気に優勝候補へと浮上。今シーズン中は両選手ともにケガで欠場することもあるが、3月6日(現地時間5日)の時点で、43勝19敗とウェスタン・カンファレンスの2位に位置している。

 またトレードでフォワードのマーカス・モリスを、そしてデトロイト・ピストンズからバイアウトされたガードのレジー・ジャクソンの獲得にも成功し、ウイングとハンドラーの補強も行った。ポストシーズンが近づきつつある中で、ここまで順調なプロセスを踏めているのではないだろうか。

『ESPN』のロイス・ヤング記者によれば、レナードはクリッパーズの現状についてコメントしたそうだ。「自分たちがどういうポテンシャルの持ち主なのかはわからない。どうすればいいチームになれるかという確かな方法だってわからないさ。けれど自分たちのできる限りのことをして、最高のチームになれるように努力する。僕らは独りよがりではない。これからも向上していき、願わくば目標に到達したいね」と、意気込みを語っている。

 今シーズンはレブロン・ジェームズアンソニー・デイビス率いるロサンゼルス・レイカーズと、覇権争いが勃発。同日の時点でレイカーズは戦績47勝13敗とウェスタン・カンファレンスの首位で、クリッパーズより1つ順位が上である。両チームがプレーオフで激突となれば激しい戦いになるだろうが、レナードが上記で述べたように、クリッパーズも優勝に向けて今後さらに完成度を高めていくことだろう。

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