レイカーズ指揮官が新加入のウェイターズについて「問題は我々のシステムに順応して慣れていくこと」

優勝候補の1つであるレイカーズで再起を図るウェイターズ[写真]=Getty Images

心を入れ替えたウェイターズ

 3月7日(現地時間6日)、ロサンゼルス・レイカーズは公式ツイッターアカウントにて、ガードのディオン・ウェイターズとの契約を正式に発表。こうしてかねてより噂されていたハンドラーの補強にレイカーズは成功した。

 そのウェイターズはまだアクティブロースターに入っておらず、レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は『ESPN』をとおして、彼がコートへ立つには、あと数試合は調整や準備のために欠場させる可能性があることを示唆している。「問題は我々のシステムに順応して慣れていき、いくつかの練習をきちんとこなすことだ」と、ボーゲルHCは説明している。

 またウェイターズ本人は、「最終的に俺は成長を遂げた。己の過ちから学ばなければならないんだ」と、レイカーズとの契約後にコメント。今季はマイアミ・ヒート在籍時、トレーニングキャンプ前にはコンディションを整えず、チームの規律を乱すなど、さまざまな素行不良が目立ったウェイターズ。しかし心を入れ替えた彼は、「いつまでも過去のことを考えたって仕方ない。俺は過去から学んだよ。だからこそ球団側はそれを理解してくれたし、(契約前の)話し合いも多くを語らずに済んだ」と語る。

 9日(同8日)の時点で、レイカーズは49勝13敗とウェスタン・カンファレンスの首位に立ち、ミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・クリッパーズという強豪球団との連戦に勝利し、7年ぶりのプレーオフ進出も決定。ウェイターズはまだ出場できないものの、試合前のアップではスキルコーチや育成も務めるフィル・ハンディAC(アシスタントコーチ)とワークアウトを行っている。今季の優勝候補の1つとされるレイカーズで、この先彼がどれだけ活躍ができるか注目したい。

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