シーズンが完全な中止となれば、レイカーズと再契約を希望するダドリー
今シーズン、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスというスーパースターを有し、見事7年ぶりのプレーオフ進出を決めたロサンゼルス・レイカーズ。2010年以来の優勝に向けてチームのケミストリーは最高潮であり、ロースターにおいてもマーキーフ・モリスとディオン・ウェイターズと契約して、懸念点とされていたウイングとハンドラーの補強にも成功していた。
しかし3月12日（現地時間11日）に、新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンは中断に。3月にはミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・クリッパーズという今季の優勝候補相手に連勝しており、ここからさらにギアを上げていきたい局面だったはずだ。
現状今シーズンが再開されるかどうかはまだ定かではない。そういった中、今季レイカーズと1年契約を結んでいるベテラン選手であるジャレッド・ダドリーは、シーズンの中断と自身の再契約について、以下のようにコメントしている。『SB Nation』が報じている。
「優勝できる過去最高のチャンスだったからこそ悲しいよ。今まで在籍してきた球団の中でも最高のチーム。だから俺は決断ができているんだ。聞いてくれ、もし今季が終わりになれば、ジニー・バス（レイカーズオーナー）のオフィスに行くよ。俺は戻ってくるってね。俺はこのチームに戻ってきて、もう一度今シーズンのような出来事を経験しなきゃならない……最高のファン、第1シード、レブロンとAD（アンソニー・デイビス）とプレーし、チャンピオンシップを勝ち取るというチャンスを」
今季ダドリーはわずかな出場時間できっちり3ポイントシュートを沈め、コート外ではベテランとして仲間たちを支えてきた。現在彼は34歳でキャリアは13シーズン目。ようやく優勝のチャンスを手にした以上、本人が語るように是が非でもそれを勝ち取りたいはずだろう。