6月27日(現地時間26日、日付は以下同)、NBAは7月31日からフロリダ州オーランドで始まる今季の“第二幕”として行われるレギュラーシーズンのスケジュールを発表した。
ここでは、イースタン・カンファレンスから参戦する9チームのレギュラーシーズン8試合のスケジュールを紹介していきたい。
※対戦相手のチーム名は略称、*=プレーオフ進出決定、カッコ内の勝敗は今季の対戦戦績
1位.ミルウォーキー・バックス*:53勝12敗(勝率81.5パーセント)
8月1日:対セルティックス(1勝1敗)
8月3日:対ロケッツ(1勝0敗)
8月5日:対ネッツ(1勝0敗)
8月7日:対ヒート(0勝2敗)
8月9日:対マーベリックス(0勝1敗)
8月11日:対ラプターズ(2勝0敗)
8月12日:対ウィザーズ(2勝0敗)
8月14日:対グリズリーズ(1勝0敗)
ネッツとウィザーズはプレーオフ1回戦で対決する可能性があるチーム。2位のラプターズとは6.5ゲーム差があるため、バックスのトップシードはほぼ確定だが、今季相性の悪いヒートとはカンファレンス・セミファイナルで激突するかもしれないだけに、確実にたたいておきたい。
2位.トロント・ラプターズ*:46勝18敗(勝率71.9パーセント)
8月2日:対レイカーズ(1勝0敗)
8月4日:対ヒート(0勝2敗)
8月6日:対マジック(3勝0敗)
8月8日:対セルティックス(1勝2敗)
8月10日:対グリズリーズ(対戦なし)
8月11日:対バックス(0勝2敗)
8月13日:対シクサーズ(2勝1敗)
8月15日:対ナゲッツ(0勝1敗)
昨季の覇者ラプターズは、ヒート、セルティックス、バックスというイースト上位チーム相手に負け越しているため、プレーオフ前に好勝負を演じ、勝利を収めておきたいところだ。
3位.ボストン・セルティックス*:43勝21敗(勝率67.2パーセント)
8月1日:対バックス(1勝1敗)
8月3日:対ブレイザーズ(1勝0敗)
8月5日:対ヒート(2勝0敗)
8月6日:対ネッツ(1勝2敗)
8月8日:対ラプターズ(2勝1敗)
8月10日:対マジック(2勝0敗)
8月12日:対グリズリーズ(1勝0敗)
8月14日:対ウィザーズ(1勝1敗)
イースト3位のセルティックスは、2位のラプターズと3.0ゲーム、4位のヒートとは2.5ゲーム差のため、8試合の戦績次第でシード順が入れ替わる可能性が十分ある。22チームの中で勝率5割未満のネッツ、ウィザーズといったイーストのチームから取りこぼしなく勝利したい。
4位.マイアミ・ヒート*:41勝24敗(勝率63.1パーセント)
8月2日:対ナゲッツ(0勝1敗)
8月4日:対ラプターズ(2勝0敗)
8月5日:対セルティックス(0勝2敗)
8月7日:対バックス(2勝0敗)
8月9日:対サンズ(1勝0敗)
8月11日:対ペイサーズ(2勝0敗)
8月13日:対サンダー(1勝0敗)
8月15日:対ペイサーズ(2勝0敗)
ホーム戦績で27勝5敗という好成績を誇るヒート。ナゲッツとセルティックスを除く6チームにシーズン戦績で勝ち越しているものの、この8試合はホームで戦うわけではないため、どれだけ早くリズムをつかめるかがカギになりそう。
5位.インディアナ・ペイサーズ*:39勝26敗(勝率60.0パーセント)
8月2日:対シクサーズ(2勝1敗)
8月4日:対ウィザーズ(1勝0敗)
8月5日:対マジック(2勝0敗)
8月7日:対サンズ(1勝0敗)
8月9日:対レイカーズ(1勝0敗)
8月11日:対ヒート(0勝2敗)
8月13日:対ロケッツ(0勝1敗)
8月15日:対ヒート(0勝2敗)
同じ勝率で並ぶシクサーズと初戦で対決。終盤にかけて0勝2敗と負け越しているヒートと2試合組まれており、この勝敗がシード順を左右することになるかもしれない。
6位.フィラデルフィア・セブンティシクサーズ*:39勝26敗(勝率60.0パーセント)
8月2日:対ペイサーズ(1勝2敗)
8月4日:対スパーズ(1勝0敗)
8月6日:対ウィザーズ(1勝1敗)
8月8日:対マジック(0勝2敗)
8月10日:対ブレイザーズ(1勝0敗)
8月12日:対サンズ(0勝1敗)
8月13日:対ラプターズ(1勝2敗)
8月15日:対ロケッツ(0勝1敗)
29勝2敗というリーグベストのホーム戦績を残しながら、アウェーでは10勝24敗と大きく負け越している内弁慶のシクサーズ。第二幕ではホームで戦えないため、ヒートと同様に新たな環境でどれだけ早くアジャストできるかに注目。
7位.ブルックリン・ネッツ:30勝34敗(勝率46.9パーセント)
8月1日:対マジック(0勝2敗)
8月3日:対ウィザーズ(0勝2敗)
8月5日:対バックス(0勝1敗)
8月6日:対セルティックス(2勝1敗)
8月8日:対キングス(1勝0敗)
8月10日:対クリッパーズ(対戦なし)
8月12日:対マジック(0勝2敗)
8月14日:対ブレイザーズ(1勝0敗)
ケビン・デュラント、カイリー・アービングを欠くネッツは、ガードのタイラー・ジョンソンをロースターに加えた。だが0.5ゲーム差と肉薄するマジックと2試合あり、9位のウィザーズとは0勝2敗と負け越していることを考慮すると、プレーオフまでの道のりは厳しそうだ。
8位.オーランド・マジック:30勝35敗(勝率46.2パーセント)
8月1日:対ネッツ(2勝0敗)
8月3日:対キングス(1勝0敗)
8月5日:対ペイサーズ(0勝2敗)
8月6日:対ラプターズ(0勝3敗)
8月8日:対シクサーズ(2勝0敗)
8月10日:対セルティックス(0勝2敗)
8月12日:対ネッツ(2勝0敗)
8月14日:対ペリカンズ(1勝0敗)
7位のネッツとは0.5ゲーム差のため、今季相性のいい相手にここでも2連勝できれば、プレーオフ出場に向けて優位に立ちそうだ。イースト首位のバックス(0勝4敗)、2位のラプターズにも勝てていないが、ここでラプターズに一矢報いて第7シードでプレーオフを迎える、というのが理想のシナリオだろう。
9位.ワシントン・ウィザーズ:24勝40敗(勝率37.5パーセント)
8月1日:対サンズ(1勝0敗)
8月3日:対ネッツ(2勝0敗)
8月4日:対ペイサーズ(0勝1敗)
8月6日:対シクサーズ(1勝1敗)
8月8日:対ペリカンズ(対戦なし)
8月10日:対サンダー(1勝0敗)
8月12日:対バックス(0勝2敗)
8月14日:対セルティックス(1勝1敗)
プレーオフ進出へ向けて8試合を戦うウィザーズにとって、幸運だったのは5.5ゲーム差で追うマジックとの試合がないことだろう。ニコラ・ブーチェビッチを中心に屈強なフロントラインを持つ天敵相手に今季は0勝4敗と全敗しているからだ。
全8チームがシーズン勝率で上回るため、ウィザーズの劣勢は否定できないが、8月8日のペリカンズ戦は、ザイオン・ウィリアムソンと八村塁による初対決があるため、今後も注目していきたい。
ウィザーズの戦いが日本時間の8月1日に再開します🏀 一緒に早起きして楽しみましょう⏰ みなさんが楽しみな対戦は⁉️#Repthedistrict pic.twitter.com/RZSG94SM8W
— ワシントン ウィザーズ 🏀 (@washwizardsjp) June 26, 2020