2020.08.04

ペリカンズがシーディングゲームで初勝利、終盤も出場したザイオン「生き返った気分」

ザイオンがグリズリーズ戦で23得点を奪取[写真]=Getty Images
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「コートには俺の闘争心があった。コーチとチーム全員に感謝してるよ。俺のことを信じてゲームを締めくくらせてくれたんだから」

 8月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ウェスタン・カンファレンスでプレーオフ出場争いを繰り広げるニューオーリンズ・ペリカンズが、同8位のメンフィス・グリズリーズを109-99で制し、シーディングゲーム(順位決定戦)で初勝利を飾った。

 ペリカンズ、グリズリーズは共にシーディングゲームで2連敗を喫しており、互いに負けられない一戦となったのだが、ザイオン・ウィリアムソンブランドン・イングラムの追加点で突き放すことに成功。

 勝利したペリカンズでは、イングラムがゲームハイの24得点に7リバウンド5アシスト、ザイオンが23得点7リバウンド5アシストと両輪が活躍。さらにJJ・レディック(16得点)、ドリュー・ホリデーとジョシュ・ハート(共に15得点)が2ケタ得点で続いた。

イングラムはゲームハイの24得点を挙げる活躍を見せた[写真]=Getty Images

 ザイオンは7月31日のユタ・ジャズ戦で15分10秒(13得点)、2日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で14分11秒(7得点5リバウンド)と出場時間を制限されていたのだが、この試合では約25分間コートに立ち、終盤に12-6のランでグリズリーズを引き離すことに貢献。

「俺は生き返った気分だ。コートには俺の闘争心があった。コーチとチーム全員に感謝してるよ。俺のことを信じてゲームを締めくくらせてくれたんだから」とザイオン。

 アルビン・ジェントリーHC(ヘッドコーチ)はザイオンの起用について「メディカルスタッフたちが、彼ならコートに戻ってプレーできると見ていたんだ。彼は勝負どころで本当にいいプレーをしていたよ」とルーキーのパフォーマンスを称えていた。

 第4クォーターのスタート時にコートへ立ったザイオンは、4点リードの残り6分21秒でイングラムと交代してベンチへ。その後残り4分29秒にコートへ戻り、そこから6得点を挙げる活躍で勝利を呼び込んだ。

「この勝利は俺たちにとってのスタートだ。何かを作り上げたんだと知ることができた。最初の2敗については良くないことだったけど、俺たちはその敗戦から経験として学んでいる。だからこの勝利は俺たちをスタート地点に立たせてくれたんだ」と、ザイオンは今後の巻き返しを誓った。

 一方、ウェスト8位のグリズリーズはシーディングゲーム開始から泥沼の3戦全敗。「我々のオフェンスを向上させないといけない。……もしこのチームがもう少しいいオフェンスをしていれば、我々はもっといい位置にいることができただろう」とテイラー・ジェンキンズHC。

 ペリカンズ戦ではジャレン・ジャクソンJr.が22得点、グレイソン・アレンが17得点、ディロン・ブルックスが15得点、ヨナス・バランチュナスが13得点13リバウンド4ブロックと気を吐いたが、ジャ・モラントはフィールドゴール21投中成功わずか5本の計11得点と不発。5リバウンド8アシストを残したものの、勝利するには至らず。

 ウェストはダラス・マーベリックスがプレーオフ進出を決めたため、最後の8位の座を6チームで争っており、この日の試合を終えて8位のグリズリーズ(32勝36敗)を2.0ゲーム差でポートランド・トレイルブレイザーズとサンアントニオ・スパーズ、2.5ゲーム差でペリカンズ、3.0ゲーム差でサクラメント・キングス、3.5ゲーム差でフェニックス・サンズが追うという大混戦。

 グリズリーズは今後5試合を、すでにプレーオフ出場を決めたリーグ上位チーム陣と戦うだけに、その初戦となる6日のジャズ戦は正念場となりそうだ。

モラント率いるグリズリーズは次戦で初勝利なるか?[写真]=Getty Images