フリーエージェント(FA)との交渉解禁となった11月21日(現地時間20日)。2連覇を狙うロサンゼルス・レイカーズはモントレズ・ハレル、ウェスリー・マシューズとの契約合意が報じられた。
ハレルは昨季までの3シーズンをロサンゼルス・クリッパーズでプレーしたパワーフォワード兼センター。201センチ108キロと屈強な体格を持つ男は攻防両面でエネルギッシュなプレーが持ち味で、昨季はいずれもキャリアハイとなる平均27.8分18.6得点7.1リバウンドに1.7アシスト1.1ブロック、フィールドゴール成功率58.0パーセントをマークし、最優秀シックスマン賞を受賞。
そのハレルのエージェントはレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビス(共にレイカーズ)と同じく『Klutch Sports』のリッチ・ポールで、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えたことで発覚。ハレルの契約は2年約1900万ドル(約19億5700万円)で、2年目はプレーヤーオプションになるという。
レイカーズは先日ダニー・グリーン(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)と今年のドラフト1巡目指名権を放出し、オクラホマシティ・サンダーからデニス・シュルーダーを獲得しているため、昨季の最優秀シックスマン(ハレル)と2位の得票数を集めたシックスマン(シュルーダー)をロースターへ加えた。
また、グリーン、解雇されることが濃厚なクイン・クックの代役としてベテランのウェスリー・マシューズと1年360万ドル(約3億7080万円)の契約で合意したと同メディアが報道。
プレーヤーオプションを破棄して制限なしFAとなったデイビスの再契約についてはまだ報じられていないものの、現状でレイカーズのフロントコートにはハレル、プレーヤーオプションを行使したジャベール・マギーがいるのだが、ドワイト・ハワードはフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍と報じられている。
レイカーズは今後もロースターを整え、2連覇に向けて盤石な体制で今季を迎えることになるだろう。