プレーイン・トーナメント参戦を狙うブルズ、エースのザック・ラヴィーン復帰時期は?

安全衛生プロトコルに入ったことで欠場しているラヴィーン[写真]=Getty Images

 シカゴ・ブルズのオールスターガード、ザック・ラヴィーンは今季ここまで53試合の出場で平均27.5得点5.1リバウンド5.1アシストにフィールドゴール50.6パーセント、3ポイント41.6パーセント(平均3.4本成功)、フリースロー84.8パーセントと、いずれもキャリアハイの成績を残している。

 4シーズンぶりのプレーオフ進出を目指すブルズは、トレードデッドラインでニコラ・ブーチェビッチダニエル・タイス、トロイ・ブラウンJr.らを獲得して戦力増強に成功したものの、4月28日(現地時間27日、日付は以下同)終了時点でイースタン・カンファレンス11位の26勝35敗。

 プレーイン・トーナメント出場枠となる10位のワシントン・ウィザーズ(27勝34敗)とは1.0ゲーム差で、今後も勝ち続けていけば同トーナメントへ滑り込むことができるかもしれない。

 もっとも、エースのラヴィーンは新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルに入ったことでここ7試合を欠場。チームは4勝3敗となんとか勝ち越しているものの、エース不在で乗り切るのは難しいというのが現状だ。

 ビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)はラヴィーンの復帰時期について、こう話していたと地元メディア『The Chicago Sun Times』が29日に報じている。

「我々は(復帰まで)たぶんもう1週間かかると見ている。それが現時点における推測だ。リーグによるポリシーとプロトコルによって、今週彼はいろいろとやらなきゃいけないことがある。彼の復帰が決まれば、私たちは非常にいいアイデアを持ち出すことができるだろう。まずは今週を終えてからだね」。

 となると、シーズン終盤に突入した今でも、ラヴィーンの具体的な復帰時期は明らかとなっておらず、まだまだ時間がかかるということなのだろう。

 ブルズは29日のニューヨーク・ニックス戦をはじめ、イーストのプレーオフ出場圏内にいる上位チームとの対戦が多く組まれているだけに、負けられない戦いが続く。ブーチェビッチを中心に、どこまで白星を重ねることができるのか、注目していきたい。

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