ピストンズのドウェイン・ケイシーHCが2023-24シーズンまで契約延長

ピストンズのケイシーHCが2023-24シーズンまで契約を延長[写真]=Getty Images

 デトロイト・ピストンズは13日(現地時間12日、日付は以下同)、ドウェイン・ケイシーヘッドコーチとの契約を2023-24シーズンまで延長したと発表した。

 現在64歳の同HCは、1979年にケンタッキー大学のアシスタントコーチへ就任し、指導者としてのキャリアをスタート。以降いすゞ自動車リンクスの指揮官やシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)のアシスタントコーチなどを務め、2005年にミネソタ・ティンバーウルブスのヘッドコーチに就任。その後ダラス・マーベリックス、トロント・ラプターズを渡り歩き、2018年からピストンズの指揮官に。今シーズンは20勝50敗でイースタンカンファレンス最下位に沈んでいる。

 契約延長に際し、ピストンズのオーナーを務めるトム・ゴアズは「ドウェインは今シーズン、非常に挑戦的でありながら私たちを成長と発展へ導いてくれた。彼はNBAで最も尊敬されるコーチの一人として地位を確立した」と声明を発表。同オーナーは「その育成力と洞察力で若いプレーヤーたちの成長を見ることができた」とも話しており、ケイシーの育成能力が高く評価されたようだ。

 同HCも「トムが私にこのチームを任せ続けてくれることを非常に光栄に思う」と感謝のコメントを発表。ピストンズは2シーズン連続でプレーオフ進出を逃す格好となったが、来シーズンは同HCのもとどこまで勝ち星を伸ばすことができるのだろうか。

モバイルバージョンを終了