6月15日(現地時間14日)。NBAは2020-21シーズンのオールディフェンシブチームを発表した。
これは100人のスポーツライターと放送関係者の投票によって選出されるもので、1位票は2ポイント、2位票は1ポイントが換算され、200ポイントが最多ポイントとなる。
今季は最優秀守備選手賞(DPOY)に選ばれたルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)、最終候補に入ったベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が満票で文句なしの選出となった。
※以降のチーム名は略称、①=ファーストチーム、②=セカンドチーム
■2020-21シーズン オールディフェンシブファーストチーム
ルディ・ゴベア(ジャズ/200ポイント):5度目(①×5)
ベン・シモンズ(シクサーズ/200ポイント):2度目(①×2)
ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ/計176ポイント):6度目(①×4、②×2)
ドリュー・ホリデー(バックス/計157ポイント):3度目(①×2、②×1)
ヤニス・アデトクンボ(バックス/計135ポイント):4度目(①×3、②×1)
■2020-21シーズン オールディフェンシブセカンドチーム
バム・アデバヨ(ヒート/計111ポイント):2度目(②×2)
ジミー・バトラー(ヒート/計111ポイント):5度目(②×5)
ジョエル・エンビード(シクサーズ/計87ポイント):3度目(②×3)
マティス・サイブル(シクサーズ/計63ポイント):初選出
カワイ・レナード(クリッパーズ/計43ポイント):7度目(①×3、②×4)
イーストに所属する選手が大半、守備でリーグ首位のチームからは選ばれず
ファーストチームはゴベア、シモンズ、グリーンというDPOYのファイナリストに名を連ねた3選手に加え、オールディフェンシブチームの常連で今季からバックスでチームメートとなったホリデーとアデトクンボが選出。
セカンドチームではヒートのアデバヨとバトラー、今季リーグ2位のディフェンシブ・レーティング(107.0)を残したシクサーズのエンビードとサイブル、クリッパーズが誇る2ウェイプレーヤーのレナードが選ばれた。
シクサーズから3名、バックスとヒートからそれぞれ2名となり、イースタン・カンファレンスに所属する選手たちが7名を占め、ウェスタン・カンファレンスに所属するチームから入ったのは3名のみとなった。
なお、今年惜しくもオールディフェンシブチーム入りを逃したのは、ガードではミケル・ブリッジズ(サンズ/計39ポイント)、マーカス・スマート(セルティックス/計22ポイント)、フォワードではマイルズ・ターナー(ペイサーズ/計24ポイント)、センターではクリント・カペラ(ホークス/36ポイント)といったところか。
その一方、今季ディフェンシブ・レーティングでリーグベストの106.8を残したレイカーズからはアンソニー・デイビスが2ポイント、アレックス・カルーソが5ポイント、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが計4ポイント、デニス・シュルーダーが計4ポイントを獲得したものの、オールディフェンシブチーム入りすることはなかった。