7月28日(現地時間27日、日付は以下同)。フェネルバフチェ(トルコ)は、今季クラブの指揮官を務めたイゴール・ココスコフHC(ヘッドコーチ)と決別したことを発表。
49歳のココスコフは、2000-01シーズンから昨季まで計19シーズン、NBAのチームで主にアシスタントコーチ(AC)を務めていた。18-19シーズンにはフェニックス・サンズの指揮官として19勝63敗を残し、04年にはデトロイト・ピストンズのACとしてチャンピオンリングを手にした実績を持つ。
また、スロベニア代表チームの指揮官を務めた経験もあり、2017年にはユーロバスケットで同国代表チームを初のチャンピオンへと導いた。当時の代表チームにはゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)がいた。
気になる今後の去就だが、『ESPN』など複数の現地メディアによると、ドンチッチがスーパーエースを務めるマブスで、ジェイソン・キッド新HCを支えるACへ就任することになるという。
今後ドラフト、フリーエージェント戦線を迎えるにあたって、マブスはキッドの周囲に頼もしいベテランコーチを加えることになりそうだ。