2022.01.17

ラメロ・ボールが宣伝担当から10億円以上の損害賠償を請求される

正ポイントガードとしてホーネッツをけん引するラメロ・ボール[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 オールスター級の活躍でシャーロット・ホーネッツの躍進に貢献しているラメロ・ボール。昨年の新人王は今シーズンも類稀なスター性を遺憾なく発揮して攻撃のタクトを振るい、1試合平均19.4得点、7.2リバウンド、7.6アシストという現代のポイントガードにとして理想的なスタッツをマークしている。

 最優秀躍進賞(MIP)のトップ5にも名を連ねるほど、順風満帆なキャリアを歩むボール家の三男。しかし、2年目にして早速、オフコートでいち早く解決しなくてはならない問題が発生してしまったようだ。

 米人気セレブ・ゴシップサイト『TMZ』に「ラメロ・ボール、宣伝担当に訴えられる。プーマとの契約で数百万ドルを騙しとる」という衝撃的な見出しが掲載されたのは数日前。訴訟を起こしたのは、同選手と契約を結んでいたとされるアンバー・ジョンソンという女性だ。

 ラメロと彼女の関係は、2019年に始まった。ジョンソンによれば、彼女はラメロがビデオゲームのストリーミング番組に出演するのを手助けしたようで、この時の進行がとても円滑だったことから、ラメロと彼の代理人は今後も彼女と一緒に仕事をするよう、オファーを送ったという。

 もちろん、ビジネスである以上、費用は発生する。ジョンソンはラメロ陣営とともに仕事をする上で、彼女が見つけてきた仕事の10パーセントを受け取ることで合意。また、ラメロと代理人は、ジョンソンの業務上で発生した経費を負担する旨も伝えたようだ。

 ここまでくれば、見出しの理由は想像に難くない。ラメロがこれらの約束を守らず、支払いを滞納していることから、ジョンソンは今回の損害賠償に踏み切っている。

『TMZ』の報道によると、ジョンソンはボールがNBAデビューする前の2019年、ゲームやスポーツをはじめとするソーシャルブロードキャストプラットフォーム「カフェイン」との契約に協力。その後、彼女は「プーマ」とのシューズ契約でもコミュニケーション面でのサポートに尽力し、その結果、ラメロは1億ドル(114億円)を超える契約を締結している。

ラメロは2020年にプーマと契約。来月自身初のシグネチャーシューズが発売される[写真]=Getty Images

 しかし、ジョンソンは上記の契約で成果報酬を受け取っていないと主張。また、他のプロジェクトを含め、これまで負担していた4800ドル(約55万円)の経費も精算されていないもよう。以上を踏まえ、ジョンソンはラメロに対して1000万ドル(約11億円)の損害賠償を請求している。

『TMZ』の問い合わせに、ラメロの代理人からの返事はないようだが、この訴訟はどのような結末を迎えるのだろうか。もし、彼女の主張が事実なのであれば、ホーネッツの若きスターは迅速かつ誠心誠意に対応し、今後このようなことがないよう、悔い改めなければならない。

文=Meiji

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