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昨シーズン、12年ぶりにイースタン・カンファレンスを制してNBAファイナルまで勝ち進んだボストン・セルティックスは、今シーズン開幕から4試合を終えて3勝1敗と好発進を見せた。
ジェイソン・テイタムが平均32.5得点8.3リバウンド3.5アシスト1.3ブロック、ジェイレン・ブラウンが同24.0得点5.5リバウンド2.8アシスト1.3スティール1.5ブロックと2枚看板が絶好調。
さらには新加入マルコム・ブログドンが平均12.0得点3.8リバウンド3.3アシスト、デリック・ホワイトが同11.0得点3.8リバウンド3.3アシスト、マーカス・スマートが同9.8得点2.8リバウンド6.0アシストを残している。
テイタムとブラウンの活躍もあり、セルティックスは現在オフェンシブ・レーティングでリーグ3位の118.3を残しており、昨シーズンの113.6(リーグ9位)から順位を上げている。
だがその一方で、昨シーズンにリーグトップの106.2を誇ったディフェンシブ・レーティングはリーグ25位の117.0まで急降下。イメ・ユドーカHC(ヘッドコーチ)の活動停止によって、ジョー・マズーラAC(アシスタントコーチ)が暫定HCを務めており、リムプロテクターを務めたロバート・ウィリアムズ三世がヒザの手術を受けたことで開幕から出遅れていることも響いているのだろう。
もっとも、このチームのハート&ソウルとして知られる熱血漢のスマートは、現時点ではそこまで深刻には捉えていないようだ。10月27日に『NBC Sports Boston』へ公開された記事のなかで、28歳のガードはこう話していた。
「まだたったの4試合だ。今すぐパニックになるなんてことはない。俺たちは互いにそう言い合っている。修正してみせるよ。そのことをおろそかにはしない。俺たちは自分たちが修正すべき部分、そしてコートへ出て努力していくことを分かっているさ」
昨シーズン。自身3度目のオールディフェンシブファーストチーム入りを果たし、2度目のハッスルアウォード、さらには最優秀守備選手賞にも輝いたスマートは「俺から始まるんだ。で、みんながついてくる。それにジョー(マズーラ暫定HC)も言っていたように、俺たちは誰かが不調でも、みんながダメになるわけにはいかない。このチームはそんな時でも誰かが引っ張っていかなきゃいけないんだ」と語っていた。
セルティックスは25日(現地時間24日、日付は以下同)のシカゴ・ブルズ戦で今シーズン初黒星を喫した。だが29日のクリーブランド・キャバリアーズ戦まで3日間空いているだけに、リフレッシュしつつ、スマートを中心にディフェンス改善に向けて取り組んでいることだろう。
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