2023.02.20

今後の動向が注目されるウェストブルック…次の所属先はブルズかウィザーズ?

今後の動向が注目されているウェストブルック[写真]=Getty Images
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 NBAは現在、オールスターブレイクを迎えており、2月20日(現地時間19日、日付は以下同)の「NBAオールスターゲーム2023」を終えると、23日まで試合は組まれておらず、選手たちは短期間ながら休養となる。

 そうしたなか、今後の動向が注目されているのがラッセル・ウェストブルック。10日のデッドラインで成立した3チーム間のトレードで、ロサンゼルス・レイカーズからユタ・ジャズへ移籍していた34歳のベテランガードは、依然として新チームへ合流していない。

 16日の時点で、ウェストブルックはジャズと契約のバイアウトをする可能性があるとし、その後に契約する候補として浮上しているチームがシカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ワシントン・ウィザーズ、マイアミ・ヒートで、そのチームと連絡を取っていると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が『NBA Countdown』で話していた。

 ジャズの地元メディア『THE SALT LAKE TRIBUNE』では、11日にジャズのジャスティン・ザニックGM(ゼネラルマネージャー)が、ウェストブルックについてあらゆる選択肢を検討していると報じており、ジャズでプレーする可能性があるとも見られていた。

 だが20日になってウェストブルックの動向が更新。シニアNBAインサイダーのクリス・ヘインズ記者によると、ウェストブルックはオールスターブレイク期間中に次にプレーするチームの決断へ向けて確定させる見込みと報道。

 ウェストブルックが次の所属先として検討している2チームはブルズとウィザーズのいずれかで、ロサンゼルスの街から抜け出し、再スタートを切ることを選ぶとブルズのリポーターも報じている。

 ブルズにはオクラホマシティ・サンダー在籍時の指揮官、ビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)をはじめ、モーリス・チークス、ジョシュア・ロングスタッフ(いずれもアシスタントコーチ)という、当時のコーチングスタッフがいる。

 一方のウィザーズは、2020-21シーズンに在籍して平均22.2得点11.5リバウンド11.7アシスト1.4スティールをマークし、自身4度目の“シーズン平均トリプルダブル”を達成していた。

 現在、ブルズはイースタン・カンファレンス11位の26勝33敗で、先発ポイントガードのロンゾ・ボールが依然として欠場中。ウィザーズはイースト9位の28勝30敗を残しており、両チームともポストシーズン進出を目指している。

 今シーズン、ウェストブルックはレイカーズで52試合(うち先発は3試合)に出場して平均28.7分15.9得点6.2リバウンドにリーグ9位の7.5アシストを残しているだけに、どのチームへ移籍するかは必見だ。

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