11月10日（現地時間9日）、マイアミ・ヒートに所属するタイラー・ヒーローがグレード2の捻挫と診断され、最低でも2週間の離脱となることが発表された。

INJURY UPDATE: Tyler Herro has been diagnosed with a Grade 2 ankle sprain. He will be in a walking boot for 10 days and will be re-evaluated in 2 weeks.

We will have a better idea of his return to play after 2 week re-evaluation.

— Miami HEAT (@MiamiHEAT) November 9, 2023

　現在23歳でケンタッキー大学出身のヒーローは、196センチ89キロのガード。2019年のドラフトでヒートから全体13位指名を受け、今シーズンでチーム5年目を迎えている。10月からスタートしたレギュラーシーズンも初戦から出場し、現時点では8試合の出場で1試合平均22.9得点5.0リバウンド4.6アシスト1.4スティールをマークしている。

　9日のメンフィス・グリズリーズ戦にも先発出場していたヒーローは、第1クォーターでドライブをした際に右足首を負傷。その後はコートに戻ることなく、ジミー・バトラー、バム・アデバヨに並ぶ中心選手の1人を失ったヒートだったが、108－102で白星は確保した。

　試合後の取材に対し、ヒーローは前向きなコメントを残した。現地メディア『ESPN』が伝えている。「足首がひび割れるような音がして、『これはやってしまったな』という感じだった。残念なことだけど、これからもハードワークを続けるよ。前にもケガはしているし、僕は努力を続けるだけさ」。

　2021－22シーズンには最優秀シックスマン賞に輝き、昨シーズンからはスターターとしてチームをけん引しているヒーロー。昨シーズンのプレーオフ序盤には右手を骨折するなど、直近はケガの続くキャリアになっているものの、万全の状態で復帰してもらいたい。