2021.12.14

【宇都宮vs秋田】6連勝で波に乗る秋田と前節連敗の宇都宮、終盤の攻防を制するのはどちらか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 秋田ノーザンハピネッツ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
12月15日19時25分

 前節、琉球ゴールデンキングスをホームに迎えた宇都宮ブレックスは、開幕節以来となる連敗を喫した。2戦を通じて競り合いとなったものの、第1戦は最終クォーターに失点が重み、最後のワンプレーでアレン・ダーラムに逆転弾を献上し65-66で敗戦。第2戦では第1クォーターから比江島慎がオフェンスを引っ張り、第3クォーター終了時点で51-43と優位に立った。しかし、最終クォーターでは相手に5本の3ポイントシュートを決められてしまい計29失点。試合終了残り1分で1点ビハインドの状況だったが、ここから得点を奪うことができず3点差で敗れた。

 宇都宮は再びブレックスアリーナ宇都宮での一戦となり、ホーム3連敗だけは避けたいところ。中2日で修正すべきは第4クォーターでのパフォーマンスだろう。シュートは水物だとしても、しっかりと守り抜くディフェンスはチームのアイデンティティーでもあるだけに、立ち向かってくる相手に対しても自分たちの軸をブラすことなくに最後まで試合を進めたい。

 宇都宮が迎え撃つ相手は、現在6連勝中で、前節はアルバルク東京に連勝して勢いに乗る秋田ノーザンハピネッツだ。秋田は第1戦を68-60、第2戦では75-68で制してA東京を撃破。2戦とも70失点以下に留めると、オフェンスではジョーダン・グリンコルトン・アイバーソン保岡龍斗古川孝敏の4選手が2戦連続で2ケタ得点をマークした。今節も守り合いが予想されるが、相手の堅守を崩すためには引き続き保岡、古川の3ポイントが必要不可欠だ。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

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