2021.12.14

【富山vs信州】開幕節以来の対戦、負けられない富山は前節発揮した攻撃力で勝利をつかめ!

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

富山グラウジーズ vs 信州ブレイブウォリアーズ(@富山市総合体育館)
12月15日19時5分

 今シーズンの開幕節で相まみえた富山グラウジーズ信州ブレイブウォリアーズが、再び富山市総合体育館で激突する。前回対戦時は、第1戦を72-71で競り勝った信州が第2戦も55-41でモノにし2連勝。同じ相手に、ましてやホームで3度は負けらない富山は、是が非でも1勝をもぎ取りたいところだ。

 今節を迎えるにあたり、富山は勢いのある状態で試合に臨めるだろう。前節、敵地で行われた滋賀レイクスターズとの連戦で2勝を奪ったからだ。初戦は両軍ともに100得点を超える点の取り合いを、5点差で制した。ジュリアン・マブンガがゲームハイの37得点の活躍を見せたほか、ブライス・ジョンソンが25得点、松井啓十郎は3本の3ポイントシュートをマーク。続く第2戦も最終スコア95-90で勝利。この日は前日無得点だった小野龍猛が17得点で存在感を放ち、チームとしてはリバウンドでも9本差をつけた。今節も引き続き、この攻撃力を維持して信州撃破を狙う。

 対する信州は、連敗で前節を終えた。群馬クレインサンダーズとの初戦は87得点を奪ったものの、持ち味の堅守を発揮できず計90失点で敗戦。第2戦は66点まで失点を抑えたが、オフェンスも65点に沈み、攻防のバランスが噛み合わなかった印象だ。これでリーグ再開後は4連敗。チーム浮上へ向けては、前節で2度目のスタメン出場を果たした西山達哉の働きに期待したい。

文=小沼克年

■ロスター
・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

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