2021.12.14

【A東京vs SR渋谷】今季初の東京ダービーは、西地区から移籍してきた安藤周人と高橋耕陽に注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs サンロッカーズ渋谷(@アリーナ立川立飛)
12月15日19時5分

 今シーズン初の東京ダービーは、アリーナ立川立飛で戦う。現在11勝7敗のアルバルク東京にとっては、14勝4敗で前を行くサンロッカーズ渋谷から確実に勝利をつかみたい。

 前節、CNAアリーナ☆あきたに乗り込んだA東京。秋田ノーザンハピネッツとの初戦は互いに持ち味を発揮したディフェンシブなゲームとなるも、オフェンスが振るわず前半で19-35と差をつけられた。小酒部泰暉の欠場もあってか、得点が外国籍選手に偏り60-69で惜敗。続く第2戦も序盤から先行されると、第2クォーターでは古川孝敏に10得点、第3クォーターではジョーダン・グリンに13得点の活躍を許し計75失点。第1戦で無得点であった安藤周人が17得点を挙げたが、68-78で連敗を喫した。

 一方、SR渋谷は前節、ホームの青山学院記念館で新潟アルビレックスBBを連破した。第1戦は第2クォーターで29-12と引き離して9点差で勝利。第2戦は前日退場処分を受けたジェームズ・マイケル・マカドゥが欠場となったが、高橋耕陽西野曜などのベンチメンバーが活躍し、試合を通じて19本もの3ポイントシュートを突き刺して快勝した。

 今シーズン最初のダービーマッチの見どころは、新たにチームに加わった新戦力のうち、一体誰がヒーローになるか。なかでも、西地区から移籍してきたA東京の安藤、SR渋谷の高橋はマッチアップする可能性もあり、どちらが存在感を放つか注目だ。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
マックスヒサタケ
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人

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