2021.12.14

今節を連敗で終えたA東京…指揮官は「部分部分で集中力が欠けてしまって…」

惜敗もチームトップの17得点をマークした安藤周人(写真は11月)[写真]=B.LEAGUE
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 12月11日から12日にかけて、各地でB1リーグ第10節が行われ、アルバルク東京秋田ノーザンハピネッツと対戦した。第1戦では60-69、第2戦では68-75といずれも僅差ながら敗れ、今節を連敗で終えたA東京。アウェーでの苦しい2試合を終え、指揮をとったルカ・パヴィチェヴィッチ氏がクラブを通じてコメントを発表した。

 同氏は冒頭で「昨日、今日と本当にタフな試合になりました」と2日間を総括。「選手たちはハードにプレーしてくれましたが、部分部分で集中力が欠けてしまって相手にスコアされてしまいました」と選手を称えつつも、「秋田のプレッシャーに対してシュートで終わることができない場面があり、そこは今後の課題」だと述べ、今以上にレベルアップが必要なことを示唆した。

 また、17得点とチームトップの数字を残した安藤周人は「2日間通して試合の出だしで本当に乗り切れていない」と反省。「相手の方が気持ちの部分でも上回っていると思いますし、そこで自分たちが引いてしまっている」とメンタル面の改善点についても話し、「スタートの5人が気合を入れ直す」ことが必要だとアピールした。

 一方で、同選手は「今、上手くいっていないことはたくさんありますが、焦らずしっかりと修正して次のSR渋谷戦にいい形で臨みたいです」ともコメント。悔しい2連敗を経験したあとだが、ここから先のビジョンははっきりしているようだ。次節、課題を乗り越え歯車がきっちり噛み合ったA東京が見られることを期待したい。

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