2022.02.03

【島根vs三河】島根はリバウンドの修正が必要、前回敗れた三河はビュフォードへの警戒を強めたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

島根スサノオマジック vs シーホース三河(@松江市総合体育館)
第1戦:2月5日13時 第2戦:2月6日13時5分

 5連勝で西地区2位をキープする島根スサノオマジック。中2日で迎える今節は、第14節の対戦で勝利を収めたシーホース三河と再び顔を合わせる。島根としては今シーズン最多の7連勝をかけた2連戦だ。

 前節の富山グラウジーズ戦、島根はリード・トラビスが欠場するも16点差をつけて快勝。第2クォーターで23-14と引き離すと、試合をつうじてニック・ケイが32得点をたたき出し、ペリン・ビュフォードも20得点11アシストを挙げてオフェンスをけん引した。

 ただ、リバウンド本数では計41本の富山に対し27本に留まった。この点に関してはトラビス不在の影響が出た印象で、今節も引き続き欠場を強いられればリバウンドの修正は必須。前節初のスタメン出場を果たしたウィリアムス ニカの奮起に期待が高まる。

 一方の三河は、今節は1月26日以来となる実戦。しばらく間が空いてしまったが、そのぶん前回敗れた島根への対策には時間を費やせたはずだ。第14節の一戦では昨シーズンまで三河のエースを務めていた金丸晃輔の得点を「8」に留めたものの、安藤誓哉とトラビスに22得点を献上して敗れた。

 また、この試合で10アシストを許したビュフォードへの警戒も必要。彼を自由にさせないためには、西田優大だけでなく大ケガから復帰した橋本晃佑の働きも重要になりそうだ。敵地での戦いを強いられる三河だが、西地区上位争いから脱落しないためにもこの2連戦は大きな意味を持つだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
土家大輝 ※特別指定
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

・三河(HC:鈴木貴美一)
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース
長野誠史
ジェロード・ユトフ ※インジュアリーリスト
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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