2022.03.03

【京都vs茨城】リーグ戦で初対戦の両軍、ホームの京都は持ち前の激しいディフェンスで優位に立ちたい

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

京都ハンナリーズ vs 茨城ロボッツ(@京都市体育館)
第1戦:3月5日18時5分 第2戦:3月6日14時5分

 京都ハンナリーズが、ホームに茨城ロボッツを迎える。ともに10位に位置しているが、リーグ後半戦に向けて弾みをつけるのはどちらか。

 京都は中断期間前に4連敗を喫したが、4試合の平均失点はシーズン平均を下回る75.8点を記録。特に第16節の代替開催となった宇都宮ブレックス戦との第2戦(2月13日)で披露したディフェンスは目を引いた。鈴木達也らを筆頭にプレッシャーをかけ続け、宇都宮から20個のターンオーバーを誘発し、素早い攻撃に転じた。ただ相手のミスから奪った得点は13点に留まっただけに、攻撃は改善する必要がある。

 一方で茨城は3月2日、第20節の代替開催となる秋田ノーザンハピネッツ戦を70-76で敗れた。順位で上を行く秋田を相手にリードする時間帯もあったが、第4クォーター終盤に引き離されてしまった。マーク・トラソリーニが不在の中、チェハーレス・タプスコットらの得点で食らいついただけに、惜しい敗戦を喫した。

 両チームの対戦はリーグ戦で初めて。連敗ストップを目指す京都は、厚みのあるオフェンスを展開できるか。平均20.4得点のジャスティン・ハーパーに加え、永吉佑也や2月に加入したデュサン・ヴィチェンティッチに期待したい。

 対する茨城は、京都の激しいプレッシャーをかいくぐって先手を奪いたいところ。集中力を切らすことなく試合を締めくくりたい。

文=大橋裕之

■ロスター
・京都(HC:小川伸也)
會田圭佑
小西聖也 ※特別指定
ジェローム・ティルマン
久保田義章
内田旦人
満田丈太郎
デュサン・ヴィチェンティッチ
秋山皓太 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
細川一輝
加藤寿一
ジャスティン・ハーパー
内海慎吾
永吉佑也
デイヴィッド・サイモン ※インジュアリーリスト
小室昂大 ※特別指定

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

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