11月27日、B1リーグ第10節第1戦、第2戦が各地で行われた。
ゆうばり文化スポーツセンターで行われたレバンガ北海道vs千葉ジェッツの第1戦は、100-74でアウェイの千葉が先勝した。千葉のタイラー・ストーンが3本の3ポイントを含む今季最多の29点を挙げ、初の100点ゲームに貢献し、チームは6連勝と好調を維持している。
第1戦を制したサンロッカーズ渋谷が、新潟アルビレックスBBを83-75で退け、ホームで連勝。アイラ・ブラウンが2試合連続で20点オーバーの活躍を見せ、新潟のダバンテ・ガードナーやクリント・チャップマンら強力な攻撃陣を上回った。第9節終了時点で勝率が並んでいた両チームだが、2勝したSR渋谷が11勝8敗として3位につけている。
“京滋ダービー”に臨んだ京都ハンナリーズは、第1戦の勢いそのままに滋賀レイクスターズを91-67で下し、3連勝を達成した。第1クォーターに10点のリードを許した京都だが、第2クォーターに攻撃陣が奮起し、籔内幸樹の得点を皮切りに28点を奪い逆転に成功。続く第3クォーターでも得点を重ねてリードを広げると、最終クォーターでは再度28点を挙げ勝負あり。京都は5選手が2ケタ得点を記録するなど、攻撃のバリエーションを見せた。
秋田ノーザンハピネッツと仙台89ERSの“東北ダービー”は、ホームの秋田が連勝。第2クォーターに高橋憲一、ケビン・パルマーの3ポイントなどを含む一挙34得点を挙げてリードを奪った。一矢報いたい仙台は最終クォーターで22得点をマークするなど反撃を試みるも、前半に許したビハインドを埋めるまでには至らなかった。敗れた仙台は11月に白星を挙げることができず、8連敗中と苦しい状況に陥っている。
サンロッカーズ渋谷 83-75 新潟アルビレックスBB
秋田ノーザンハピネッツ 88-72 仙台89ERS