2016.11.28
11月27日、B1リーグ第10節第2戦が各地で行われた。
延長戦に及ぶ前日の接戦を制した大阪エヴェッサが、第2戦も名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利した。前半を終えて43-28とリードしていた大阪だが、後半になって形勢が逆転する。第3クォーターに石崎巧の3ポイント2本など27点を許し、名古屋Dに5点をリードされると、第4クォーターは残り24秒まで1点のビハインド。しかし、試合終了残り約7秒にエグゼビア・ギブソンが決勝点を挙げ、大阪が2試合連続の激戦を79-78でものにした。
川崎ブレイブサンダーズは富山市総合体育館で富山グラウジーズと対戦した。中地区の首位川崎は同地区最下位の富山を相手に安定した試合運びを見せ、終始リードを保ちながら87-67で快勝。得点ランキングトップのニック・ファジーカスは30得点を挙げ、チームの8連勝に貢献した。
シーホース三河はホームのウィングアリーナ刈谷に琉球ゴールデンキングスを迎えた。前日の試合で100得点を挙げ大勝した三河だったが、第2戦は苦戦を強いられた。第1クォーターこそ6点のリードを得た三河だが、その後は一進一退の展開が続き、第4クォーター約6分57秒に逆転弾を許し、77-78とされる。しかし、ここから三河が意地を見せ、アイザック・バッツの得点で再度逆転すると、金丸晃輔の3ポイントですぐさまリードを広げる。三河が最終スコア92-86で琉球を退け、11月に行われた7試合すべてを白星で終えた。
第1戦で横浜ビー・コルセアーズに完敗を喫した三遠ネオフェニックスは、95-76で勝利して連敗を防いだ。ジョシュ・チルドレスが加入後最多となる19点を挙げた他、ロバート・ドジャーが21点、鈴木達也が19点、田渡修人が17点を記録するなど、攻撃力を見せつけた。
【試合結果】
大阪エヴェッサ 79-78 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
富山グラウジーズ 67-87 川崎ブレイブサンダース
シーホース三河 92-86 琉球ゴールデンキングス
横浜ビー・コルセアーズ 76-95 三遠ネオフェニックス
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