仙台が長い連敗から抜けだす、川崎は滋賀に競り勝ち13連勝/B1リーグ第13節

エースのファジーカスに次ぐ 18点をマークした川崎の篠山竜青 [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第13節第1戦、第2戦が12月17日に各地で行われた。

 新潟アルビレックスBB秋田ノーザンハピネッツを下し、3連勝を達成。前半で16点のリードを奪う好発進を切ったが、第3クォーターではわずか9点を挙げるにとどまり、27点を与えた秋田に逆転を許す。しかし、第4クォーターで最大6点のビハインドを背負った新潟は、試合終了残り12秒にダバンテ・ガードナーの得点で勝ち越しに成功し、同1秒にクリント・チャップマンがダメ押しの2ポイントを奪い、78-74で競り勝った。

 第2戦を迎えたアルバルク東京vsレバンガ北海道は、ホームのA東京が連勝。第1クォーターで2点のビハインドを背負ったが、第2クォーターで27点を挙げて逆転に成功すると、後半に45点を重ねて90-88で勝利した。田中大貴が5本の3ポイントを含む今季最多の27点をマークした他、ディアンテ・ギャレット松井啓十郎など5選手が2ケタ得点を記録した。一方、最終クォーターで35点を挙げて盛り返した北海道だったが、敵地で痛恨の連敗となった。

 仙台89ERSが長い連敗から抜けだした。横浜ビー・コルセアーズのホームに乗りこんだ一戦は3点ビハインドの第4クォーターに、ウェンデル・ホワイトが9点、片岡大晴が8点を奪うなど終始攻めこみ、26点を重ねて76-64で勝利し、連敗を12でストップした。

 川崎ブレイブサンダース滋賀レイクスターズを退け、怒とうの13連勝。前半を38-28のロースコアで折り返したが、後半は点の取り合いに。滋賀に54点を許した川崎だったが、負けじと50点をマークして88-82で接戦を制した。篠山竜青が27点のニック・ファジーカスに次ぐ今季トップの18点と大活躍し、栗原貴宏は15点すべてを3ポイントでマークした。

 栃木ブレックスは京都ハンナリーズに82-60で快勝。第1クォーターで京都の得点を10点に抑えて22点をマークすると、その後も攻守に安定した試合運びを見せ、終わってみれば22点差をつけて白星を手にした。得点ランキング3位につけるライアン・ロシターは24点10リバウンドに加え、田臥勇太渡邉裕規に並ぶ4アシストを記録した。

【試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 74-78 新潟アルビレックスBB

アルバルク東京 90-88 レバンガ北海道

横浜ビー・コルセアーズ 64-76 仙台89ERS

滋賀レイクスターズ 82-88 川崎ブレイブサンダース

京都ハンナリーズ 60-82 栃木ブレックス

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