川崎が上位対決制して連勝、琉球は残り1秒の勝ち越し弾で北海道を連破/B1リーグ第15節

川崎のファジーカス(写真)と辻がともにチームトップの27得点を記録 [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第15節第2戦が12月31日に各地で行われた。

 千葉ジェッツ川崎ブレイブサンダースは前日に続き、この試合でも激しい点の取り合いを演じた。第1クォーターこそ24-7と川崎が一方的なゲームを展開したが、続く第2クォーターは18-20、第3クォーターでは千葉の猛攻を受け20-36、トータル62-63で最終クォーターに突入する。川崎はライアン・スパングラーの得点でいきなり逆転。残り3分を切ったところで再逆転を許したものの、そこから辻直人ニック・ファジーカスの連続得点などで突き放し、84-82で辛くも勝利を収めた。

 三遠ネオフェニックス滋賀レイクスターズを相手に第1クォーターで27-10と大きくリード。結果的にこの点差が最後まで影響した。第2クォーター、第4クォーターでわずかに差を縮められるもファイナルスコア82-64で快勝。三遠はジョシュ・チルドレスがこの日も欠場、一方でロバート・ドジャーが28得点を挙げる大活躍を見せ、チームをけん引した。

 栃木ブレックスは前日16点差で敗れた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ相手にリベンジに成功した。第1クォーターは12-13とホームの名古屋Dに先行を許したが、続く第2クォーターを24-18とし逆転すると、第3クォーターで7点差、第4クォーターで6点差をつけるなど危なげない試合運びで勝利。17点のジェフ・ギブスをはじめ4選手が2ケタ得点を挙げるなどバランスの良いオフェンスでポイントを重ねた。

 琉球ゴールデンキングスは敵地でレバンガ北海道に連勝した。前半を終えて42-33とリードした琉球は、第3クォーターに北海道の逆襲に遭い、54-55と逆転されて第4クォーターを迎える。そこから取って取られてのシーソーゲームとなり残り8秒、北海道の野口大介に2ポイントを決められ74-74の同点。延長突入濃厚と見られたが、残り1秒にラモント・ハミルトンが貴重な勝ち越し点を決め76-74で劇的な勝利を収めた。

【試合結果】
千葉ジェッツ 82-84 川崎ブレイブサンダース

滋賀レイクスターズ 64-82 三遠ネオフェニックス

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 59-77 栃木ブレックス

レバンガ北海道 74-76 琉球ゴールデンキングス

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