2017.01.20

SR渋谷はサクレ加入で上昇気配、仙台は前節の反省を活かして序盤から仕掛けていきたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 選手登録が間に合い、ロバート・サクレがBリーグデビューを果たしたサンロッカーズ渋谷。しかし、同じ中地区で首位を走る川崎ブレイブサンダースを止めることはまたしても叶わなかった。

 ただ、サクレ自身は25得点16リバウンドと上々の出来。チーム全体で65本のフィールドゴール試投のうち1人で24本と、すでにオフェンスの核であることは間違いない。成功9本にとどまったフィールドゴールの確率を上げていけば、当然得点は伸びていくはずだ。

 また、杉浦佑成も早速出場し、伊藤駿も戦列に復帰。気掛かりなのは、広瀬健太がインフルエンザにかかってしまったことだ。攻守両面でチームのバランスを整えるキーマンが引き続き不在となると大きな痛手だ。

 今節の相手は、イエロー対決となる仙台89ERS。仙台はオールジャパンに続いて前節もアルバルク東京に敗戦。前半でビハインドを背負い、後半追いあげながら届かずという内容も、オールジャパンとほぼ同じだった。今節こそはその反省を活かさなければならない。

 仙台としては、当然サクレ対策は必須。オールジャパンで三遠ネオフェニックスジョシュ・チルドレスを9得点に抑えたように、再び元NBA選手を封じられるか。

文=吉川哲彦

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