B1リーグ第18節第2戦が1月29日に各地で行われた。
前日に91-99の乱打戦でレバンガ北海道に敗れた富山グラウジーズだったが、第2戦できっちりとリベンジを果たした。この日はスタートからエンジン全開で、前半を終えて45-37と8ポイントをリード。後半も第4クォーターに26点を挙げるなど点の取り合いを制してホームのブースターに勝利を届けた。チームトップの15点をマークしたデクスター・ピットマンをはじめ5選手が2ケタ得点を記録するなど、富山はバランスの良いオフェンスで得点を重ねた。
三遠ネオフェニックスは秋田ノーザンハピネッツに敵地で連勝を飾った。第3クォーター終了時点で40-43とビハインドを背負っていたが、最終クォーターで三遠のオフェンスが爆発。ロバート・ドジャーと鈴木達也がともに7点を挙げるなど計24得点を重ねつつ、失点をわずか11に抑え、64-54で秋田を振りきった。
横浜ビー・コルセアーズは滋賀レイクスターズに86-73で快勝。第1クォーターを17-16で終えると、続く10分間では25-18と一気にリードを拡大。第3クォーター、第4クォーターでも22点ずつを積み重ね、安定した試合運びで連勝を飾った。横浜はエースの川村卓也が無得点に終わったが、ジェイソン・ウォッシュバーンが23得点、ジェフリー・パーマーが20得点をマークしている。
シーホース三河とアルバルク東京による地区首位同士の一戦は、三河が85-77で逃げきり前日の借りを返した。第1クォーターから23-22と激しいバトルを繰り広げ、第2クォーターでは17-21、第3クォーターでは19-21と一進一退の攻防。計59-64とA東京にリードを許して最終クォーターに突入したが、ここからホームの三河が意地を見せる。ギャビン・エドワーズの8得点、金丸晃輔の7得点を含む26得点を積みあげ、試合をひっくり返した。金丸は両チームトップとなる27ポイントを記録している。
秋田ノーザンハピネッツ 54-64 三遠ネオフェニックス
横浜ビー・コルセアーズ 86-73 滋賀レイクスターズ