B1リーグ第19節第2戦が2月5日に各地で行われた。
敵地での試合となった西地区首位のシーホース三河は、中地区3位の新潟アルビレックスBBに連勝。前半を終えて10点のビハインドを背負いながらも、第3クォーター開始21秒のギャビン・エドワーズの得点を皮切りに連続得点を決め、開始4分15秒で46-44と逆転に成功する。三河はその後もポイントを重ね、第3クォーターで25得点、最終クォーターに17得点を奪い、逆転で勝ち星を挙げた。3連勝の三河は25勝8敗で西地区の首位をキープしている。
函館アリーナで行われたレバンガ北海道vsサンロッカーズ渋谷の第2戦は、延長戦の末にアウェイのSR渋谷が86-80で勝利。第4クォーター残り23秒で北海道の折茂武彦に3ポイントを許して同点に追いつかれ延長戦に突入したが、アイラ・ブラウンや広瀬健太などの得点で延長戦を制した。SR渋谷はこの勝利で連敗を3で止めた。
前日の第1戦を落とした千葉ジェッツは、敵地で横浜ビー・コルセアーズにリベンジを果たした。千葉は序盤からリードを許す苦しい展開だったが、第3クォーターに原修太と石井講祐の3ポイントなどを含む29得点を奪って逆転すると、そのリードを保って白星につなげた。原と石井はともにこの試合で3本の3ポイントシュートを決め、千葉の逆転勝利に貢献した。
ホームで仙台89ERSと対戦した三遠ネオフェニックスは、73-61で勝利し4連勝。三遠は前日の試合とは打って変わり、第1クォーターから着実に得点を重ねリードを得る。最終クォーター残り5分36秒に5点差まで詰め寄られたが、その後岡田慎吾の3ポイントシュートなどで再度突き放した。三遠のジョシュ・チルドレスは20得点10リバウンドの“ダブルダブル”を達成し、連勝の立役者となった。
前日に12試合ぶりの白星を挙げた滋賀レイクスターズは、秋田ノーザンハピネッツと再戦。勝敗が決まったのは最終クォーター残り4秒だった。73-72の滋賀1点リードの場面で、秋田のスコット・モリソンが値千金の逆転決勝弾を沈め前日の雪辱を果たした。激戦を制した秋田は6試合ぶりの勝利となった。
【試合結果】
新潟アルビレックスBB 67-76 シーホース三河
横浜ビー・コルセアーズ 65-78 千葉ジェッツ
三遠ネオフェニックス 73-61 仙台89ERS
滋賀レイクスターズ 73-74 秋田ノーザンハピネッツ