B1リーグ第26節第1戦が4月1日に各地で行われた。
新潟アルビレックスBBは三遠ネオフェニックスとの激戦を制した。53-53の同点で迎えた第4クォーターは一進一退の展開が続くが、試合終了残り54秒にクリント・チャップマンが3ポイントシュートを決め、74-71と3点をリードする。しかし同13秒にジョシュ・チルドレスに同点弾を許し、74-74で40分間を終えた。延長戦に突入後もチルドレスを中心に攻めこまれるが、残り1分28秒に遥天翼が得点を決め、88-85と3点をリード。その後はチャップマンとダバンテ・ガードナーがフリースローで得点を積みあげ、90-87で勝利し、敵地で4試合ぶりの白星を挙げた。
サンロッカーズ渋谷は富山グラウジーズと対戦。49-50の1点ビハインドで最終クォーターに突入すると、試合終了残り7分29秒にアールティー・グインが3ポイントシュートを沈めてリードを奪う。その後はベンドラメ礼生が同2分56秒と同2分14秒に連続で3ポイントシュートを決めて点差を広げ、最終スコア71-62で勝利を収めた。ベンドラメはチーム最多の16得点を記録し、古巣との対戦となったアイラ・ブラウンは9得点13リバウンド5アシスト2ブロックの大活躍を見せた。
大阪エヴェッサは敵地で滋賀レイクスターズと対戦。第3クォーターを57-45の12点リードで終えたが、第4クォーターは並里成やジュリアン・マブンガを中心とした滋賀の猛攻を受ける。試合終了残り20秒に狩野祐介に3ポイントシュートを決められ、77-73と4点差まで詰め寄られる。しかしその後は、エグゼビア・ギブソンと木下博之がフリースローを決め、81-78で勝利。大阪は21得点をマークしたギブソンを筆頭に、10選手が得点を記録した。
琉球ゴールデンキングスはホームに名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えた。1点ビハインドで突入した第2クォーターに、今季4度目の先発出場を果たした津山尚大が2本連続で3ポイントシュートを沈める。さらにインサイドからラモント・ハミルトンが得点を積みあげ、45-32と13点のリードを奪って前半を終えた。すると、65-51で迎えた第4クォーターは名古屋Dの猛攻を受け、試合終了残り1分5秒には笹山貴哉の得点で77-74の3点差に。しかし、同42秒にハミルトンが加点し、82-76で逃げきりに成功。名古屋Dはジャスティン・バーレルが約2カ月ぶりにコートに立ったが、出場時間は約6分間にとどまった。
秋田ノーザンハピネッツは千葉ジェッツと対戦し、80-70で白星を挙げた。第1クォーターは安藤誓哉の3ポイントシュートなどで大量11点をリード。しかし、第2クォーターはヒルトン・アームストロングやタイラー・ストーンに得点を与え、41-35と点差を縮められる。さらに第3クォーター残り1分12秒にはストーンに3ポイントシュートを決められ6点差まで詰め寄られるが、残り44秒に谷口大智の3ポイントシュートで応戦。最終クォーターはイバン・ラべネルとレオ・ライオンズが攻守に奮闘し、ホームでワイルドカード1位の千葉を下した。
【試合結果】
三遠ネオフェニックス 87-90 新潟アルビレックスBB