2017.04.10

JBAとBリーグがドイツバスケ連盟とのパートナーシップに合意、代表の相互交流や審判の育成などを予定

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 日本バスケットボール協会(JBA)とBリーグは4月10日、ドイツバスケットボール連盟(DBB)とのパートナーシップ合意を発表した。

 パートナーシップ期間は2017年7月1日から2020年12月31日までの3年6カ月。今後は代表チームの相互交流や、トップカテゴリー審判やコーチの育成などが行われ、それぞれの特色やノウハウを活かして発展を目指していく。

 JBAの三屋裕子会長は「今回の合意に基づき、今後は両国代表レベルでの交流はもちろん、強化・育成、さらには草の根レベルにおける普及活動など、全般において人的交流を含めた緊密な交流が行われていくことになります。JBAとしましては、今回の合意は日本のバスケットボール界の発展のため、また我々JBAが世界に誇れる組織へと成長するために、非常に有意義なものと確信するところです」とコメントした。

 また、Bリーグの大河正明チェアマンは「ドイツは競技面のみならず組織体制、財務規律等において学ぶことが非常に多い国だと考えております」と述べた上で、「Bリーグがミッションに掲げる『世界に通用する選手やチームの輩出』に向けて大きな第一歩を踏み出したことになります。トップチームはもちろんのこと、各クラブが今後整備するユース年代も含め、ドイツをはじめとするヨーロッパの強豪国との交流、国際経験の機会を提供できることになります。さらにトップカテゴリーの審判やコーチの育成が、リーグの競技レベル向上につながると確信しています」と、日本バスケ界の発展に期待した。

■ドイツバスケットボール連盟 パートナーシップ概要
・期間
2017年7月1日~2020年12月31日

・内容
マーケティング・テクノロジーマーケティング/プロモーション
代表チームの相互交流/招待
トップカテゴリー審判の育成
コーチの育成
ユース世代の国際経験の機会の提供
プロリーグの組織運営
バスケットボールの普及に向けた協力

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